
鹿島アントラーズやヴィッセル神戸などJリーグ複数クラブでプレーしていたブラジル人FWペドロ・ジュニオール(35)が、ブラジル2部のポンチ・プレッタを退団した。
ペドロ・ジュニオールはブラジル国内の複数クラブでプレーすると、2007年8月に大宮アルディージャへ完全移籍。その後は日本とブラジルを行き来する中でアルビレックス新潟やガンバ大阪、FC東京、ヴィッセル神戸に在籍していた。
そして2016シーズン終了後には、ヴィッセル神戸から鹿島アントラーズへ完全移籍。鹿島アントラーズ加入1年目の2017シーズンにはJ1リーグ21試合の出場で7ゴールをあげていたものの、翌2018シーズンはFW鈴木優磨(25)らの台頭もあり出場機会が減少。結局わずか2年でクラブを離れると、タイや中東でプレーし、2020年に母国復帰を果たしていた。
そんなペドロ・ジュニオールは昨年12月にブラジル2部のヴィラ・ノヴァを退団し、ポンチ・プレッタへ加入。今季はサンパウロ州選手権で12試合中7試合に先発出場していたものの、4月開幕のブラジル2部リーグ戦では第10節終了時点でわずか2試合の出場にとどまっていた。
すると、ポンチ・プレッタは今月2日になって同選手の退団を公式発表。双方合意のもとで契約解除を行ったことを明らかにした上で、「ポンチ・プレッタはペドロに感謝し、次の挑戦での幸運を祈る」と声明を出している。
なお、ポンチ・プレッタは今季開幕から黒星が先行。リーグ戦10試合を終えて2勝3分5敗、勝ち点9の獲得にとどまっており、3部降格圏内の18位に沈んでいる。
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