伊藤洋輝に「こういうプレー必要ない」日本代表OB前園真聖が苦言も…
(画像=伊藤洋輝 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 サッカー日本代表は2日、キリンチャレンジカップ・パラグアイ戦で4-1と快勝。A代表初招集でスタメンに抜てきされたDF伊藤洋輝(23)への評価が高まる中、日本代表OBである前園真聖氏(48)も同選手のパフォーマンスに注目している。

 同選手は昨年6月にジュビロ磐田からブンデスリーガ(ドイツ1部)のVfBシュツットガルトへ移籍。海外挑戦1年目でいきなりセンターバックでレギュラーをつかみ、ブンデスリーガ残留に貢献していた。また、森保一監督からドイツでの活躍ぶりを評価されると、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選での招集歴がないにもかかわらず、日本代表のメンバーに選出されていた。

 そんな伊藤洋輝は左サイドバックでパラグアイ戦のスタメンに抜てきされると、5分にMF三笘薫らとのコンビネーションからいきなり決定機を演出。積極的な攻撃参加にくわえて守備面での本来のパフォーマンスを発揮。ただ、センターバックにポジションを移して臨んだ後半は、59分に自陣でパスミスを犯し、パラグアイ代表にゴールを許していた。

 それでも伊藤洋輝のパフォーマンスに対して、多くのサッカーファンが好印象を抱いている模様。ツイッターでは「一発回答だ」、「日本代表の左サイドバック見つかった」、「W杯メンバー当確だな」と称賛のコメントが数多く見られるなど、一時「伊藤洋輝」がトレンド入りしていた。

 前園真聖氏も試合中に「シュトゥットガルトでは伊藤洋輝はセンターバックでプレーしていたので、前半の左サイドでの安定感とセンターバックでのプレーも良ければ、代表にとっては必要な選手になる」とツイート。

 カタールW杯で必要不可欠な戦力という見解を示した一方、失点直後には「最終ラインで伊藤洋輝のパスミスから失点。少しプレーが軽かった。初スタメンで良いプレーを見せていただけに、こういうプレーは必要ない。とはいえ全体的なプレーの評価は高いと思う」とやや厳しいコメントも残していた。

提供元・Football Tribe Japan

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