エリアトラウト(管理釣り場)フィッシングは、釣果数で競うトーナメントがあるくらい「数釣り」を楽しむ釣りでもある。そこで、今回は100匹の大台をクリアするための時間帯ごとのポイントと心構えを紹介してみたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

エリアフィッシングで数釣り

自然状態とは似て非なる環境の管理釣り場というフィールドであるが、どのような状況であれ確実に魚が居る状況下での数釣りはいい腕試しとなり、そのテクニックはトーナメントでも通じる。しかもエリアフィッシングのみならずアジング、メバリングなどにも応用できる技も多数ある。

まずはフィールドをしっかり理解することが大切であるが、筆者が達成した100匹超えの状況判断のプロセスとともにまとめてみたい。

朝イチ攻略

まず朝イチのパターンとして、活性の高い魚を釣っていくということである。低水温期では厳しいが、春から初夏にかけては比較的水温も安定しており活性の高い個体が多い。そのような個体をスプーンやプラグで様子を見ながらルアーローテーションしていき釣っていく。

この朝一番で最も大切なことが、その日のレンジと巻く速度を見つけるということである。またこのタイミングでマジックジャークなどリアクションの釣りで数の伸ばすという作戦もいい。