「PayPayカード」ってどのようなクレジットカード?
もともとPayPayアプリに登録して残高チャージできるクレカは「ヤフー(Yahoo!)カード」だけだったが、2021年12月より「PayPayカード」に切り替わった。
すでにヤフーカードを取得していた人は、2022年4月より順次PayPayカードに切り替わっており、2022年5〜12月に有効期限を迎える人は2022年4月に、それ以外の人は2022年の誕生月に新しいPayPayカードが届くことになっている。
また、ヤフーカードの利用では「Tポイント」が100円につき1pt(1%)付与されていたが、PayPayカードでは、PayPayポイントが1%還元されることに。
PayPayカードは、最近流行のナンバーレスカードで、カードにはカード番号やセキュリティコードが表記されていない。また、デザインは縦型と横型があり、タッチ決済機能も利用可能である。
ちなみに、PayPayカードを「Yahoo!ショッピング」や「LOHACO」で利用すると+1%、ストアポイントとして+1%がプラスされて計3%のポイント還元される特典も用意されている。
結局「PayPayあと払い」と「PayPayカード」は何が違うの?
ここまでの説明で「PayPayあと払い」と「PayPayカード」は、どちらも翌月に口座引き落としできたり、PayPayポイントがもらえるなど、非常によく似たサービスなので少し混乱している人もいるだろう。
まず、PayPayカードのリアルカード(プラスチック製カード)は、通常のクレジットカードなので、国際ブランドの加盟店などで使えば、1%還元されるので分かりやすい。
ややこしいのは、PayPayカードをPayPayの支払いで使う場合だ。実は、PayPayでは2022年2月28日から、新規でPayPayカードを“PayPayの支払い方法”として登録することはできなくなっている。
したがって、2月28日以前から登録していた人だけがPayPayの支払い方法としてPayPayカードを利用できるが、それ以外の人は現状では「PayPayあと払い」しか使えないのである。
事実、筆者はもともとヤフーカードをPayPayに登録していたが、気が付いたらヤフーカードがPayPayカード(PayPayあと払い)に切り替わっていた。
ところが、PayPayの支払い方法としてヤフーカードを使っていなかったため、PayPay残高へのチャージは以前から登録してあった「銀行口座」か「PayPayあと払い(PayPayカード)」しか選択できないようになっていた。
ちなみに、PayPay内のクレカは切り替わったが、筆者は12月が誕生月なのでリアルカードのほうはまだ手元に届いていない。