今回はキャンプで食事する時に便利なアイテム、キャンプテーブルのご紹介です。
キャンプテーブルは食事以外に、ランタンや調味料ボックス等の小物を載せられるため、収納面でもとても便利!
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食事や収納面で活躍するテーブルは、キャンプでは欠かせないアイテムです。
しかしキャンプテーブルにはソロ用やファミリー用、焚き火近くで使える商品や、そうでない商品など幅広く販売されているため、どの商品を選べばいいかわからない方も多いはず…
今回はキャンプテーブルの選び方のポイントや、人気ブランドの特徴をお伝えしていきます
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ソロ用・ファミリー用別におすすめのキャンプテーブルも合わせて紹介するので、キャンプテーブルの購入で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
キャンプテーブルの選び方5つのポイント
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キャンプテーブルの選び方には以下の5つのポイントがあります。
ここからは各ポイントを詳しくお伝えしていきます。
1つずつポイントを押さえていけば、自分に合ったキャンプテーブルが見つかるはず!
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また気になっている商品がある場合は、選び方のポイントをしっかり押さえているか確認してみましょう。
キャンプスタイル応じて高さ(ハイ or ロー)を選ぶ
キャンプテーブルには食事や作業がしやすい高さの「ハイスタイル」と、地面との距離が近く、くつろぎやすい高さの「ロースタイル」に分かれます。
ここからはハイスタイルとロースタイル、それぞれの特徴をお伝えしていきます
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食事メインならハイスタイル
ハイスタイルは高さ70cm程度のキャンプテーブルで、チェアに座って無理のない姿勢で食事できます。
また立ったまま調理しやすい高さなので、家で調理する時のような感じで、違和感なく調理できるのも嬉しいポイントです。
ハイスタイルは小さい子供やペットがいる場合にもおすすめです
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ナイフなど危険な道具を高さのあるキャンプテーブルに置けるので、小さい子供やペットに触れにくく、怪我のリスクが減るため安心して調理や食事ができます。
調理や食事をメインで楽しみたい方や、小さい子供やペットと一緒にキャンプをする方はハイスタイルを選びましょう。
軽食メインならロースタイル
ロースタイルは高さ30〜40cm程度のテーブルです。
比較的コンパクトなサイズが多く、調理や作業には適しませんが、高さが低く圧迫感がないので、テント内でも快適に使用できます。
テント内では足も伸ばせるので、リラックスしたい場合は最適です!
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キャンプテーブルに、おかしやツマミなどを載せてテントの中でくつろいだり、焚き火近くに設置して焚き火鑑賞を楽しんだりしたい場合はロースタイルがおすすめです。
どちらも重視するなら高さ調節タイプ
調理や食事、ゆっくりくつろぐ時も同じキャンプテーブルを使用したい方は、高さを調節できるタイプを選びましょう。
ハイスタイルとロースタイルの2段階調節が可能な2WAYタイプや、使用場所の立地に合わせて無段階で高さ調節できるタイプも販売されています。
キャンプによってハイスタイルもロースタイルも楽しみたい方は、高さが調節できるタイプがおすすめです!
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使用人数に合わせてサイズを選ぶ
使用人数に対してキャンプテーブルが小さいとテーブル上が混雑したり、座る場所を詰め過ぎたりと窮屈になり、十分にキャンプを楽しめない可能性があります。
キャンプテーブルは全員が快適に使えるよう、使用人数に合わせたサイズ選びが重要です
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以下目安を記載するのでぜひ参考にしてみてください。
【目安】
- 1人:幅30〜60cm
- 2人:幅70〜90cm
- 4人程度:幅120〜140cm
- 6人程度:幅140〜170cm
使用人数に対して広さが足りるか不安な場合は、コンパクトタイプのサブテーブルを用意しておくと安心です。
使用人数を確認して、適切なサイズのキャンプテーブルを選びましょう!
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収納方法や持ち運びやすさに応じてタイプを選ぶ
キャンプテーブルはキャンプ場に持ち運んで使用するため、収納方法や持ち運びやすさも重要です。
収納サイズが大きく持ち運びにくいと、折角購入してもキャンプで使うのが面倒臭くなってしまいます!
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ここからはキャンプテーブルの収納方法ごとに、それぞれの特徴をお伝えしていきます。
◆折りたたみ式の「フォールディングタイプ」
フォールディングタイプは、天板を折りたたんで収納するタイプです。
組み立ては折りたたまれている天板を広げて、脚を付ければ完成するので収納も設置も簡単にできます
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収納時は天板半分ほどの大きさになりますが、選ぶ商品によっては収納サイズが少し大きくなるのが難点です。
収納サイズが大きくなる場合は、持ち運びやすいように持ち手が付いた商品や、収納時の厚みを抑えたスリムな設計の商品がおすすめです。
設置や撤収をより簡単に済ませたい方に向いていますが、持ち手の確認や収納時のサイズ確認は必ずしておきましょう
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◆くるくる巻いて収納する「ロールタイプ」
ロールタイプは複数枚の細い板を繋げた天板を、棒状に丸めて収納するタイプです。
設置は脚を組み立てて、上に天板をハメ込めば完成します
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折りたたみ式の「フォールディングタイプ」に比べ、収納に少し時間がかかります。
しかし収納時はよりコンパクトな棒状になるため、荷物の隙間に入れ込めるのでとても便利です。
また持ち運びに便利な収納ケースが付属している商品が多く、携帯性にも優れています。
慣れるまで専用の収納ケースに入れる作業は少し手間ですが、収納時のコンパクトさや携帯性の良さを求めている方におすすめです
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◆焚き火を囲む「囲炉裏テーブル」
囲炉裏テーブルは焚き火を囲むのに大きいサイズのテーブルを置いたり、テーブルを何台か組み合わせたりするため、収納サイズが大きい商品がほとんどです。
そのため大きいサイズでも持ち運びやすいように、収納ケースが付属している商品がおすすめです
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しかし持ち運びやすいようにケースが付属していても、サイズの大きさから徒歩やバイクなど移動手段によっては、持ち運びできない場合があります。
無理して運ぶと事故や怪我の原因にもなるので、自分の移動手段に合ったキャンプテーブルを選びましょう
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動かしやすい軽さか確認する
日中はテント外で食事を楽しみ、夜はテント内に移動させてくつろぐ場合など、シーン毎にキャンプテーブルを動かして使う場合があります。
メインのキャンプテーブルを動かして使用する場合、重さがあると手間と時間がかかり、快適なキャンプから遠ざかってしまいます
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1つのキャンプテーブルを駆使して、タープ下やテント内など色々な場所で使用したい場合は、より軽量なキャンプテーブルを選ぶと便利です。
使用されている素材で選ぶ
キャンプテーブルは木製・ステンレス製・布製・アルミ製など、色々な素材で作られています。
見た目がキャンプ映えする素材や、耐久性が高い素材など様々です
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ここからは、それぞれの素材の特徴をお伝えしていきます。
それぞれの特徴を押さえて自分のキャンプスタイルに、どの素材が1番マッチするのか見ていきましょう
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◆自然とマッチする木製
木製はアウトドアな雰囲気を損なわず、自然に溶け込むような見た目が特徴です。
デザイン性の高い商品が多く、おしゃれなキャンプサイト作りには欠かせません
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木材によっては、使い込めば独特の経年経過が見られ、風合いが増します。
そのため使い込んで「オリジナル感」を出せるのも嬉しいポイントです
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オシャレなキャンプテーブルを使いたい方におすすめですが、他の素材に比べて重さのある商品が多くなっています。木製のキャンプテーブルを選ぶ際は、重さもチェックしておきましょう。
◆耐熱性が高く頑丈なステンレス製
ステンレス製は耐熱性が高く、熱した鍋やダッチオーブンなど熱い調理器具でも直接置けるのが特徴です。
ステンレス製は熱による変形もしにくいため、焚き火近くでも使用できます
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またステンレスの表面は酸化皮膜で覆われているため、耐腐食性が高く頑丈。耐久性が高いのも特徴です。
さらに汚れが付いても拭き取りやすいので、汚れを気にせず使えるのも嬉しいポイント!
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焚き火近くで調理や食事を楽しみたい方や、頑丈で長く使えるキャンプテーブルを探している方におすすめです。
◆コンパクトに収納できる布製
布製は軽量で、折りたたんでコンパクトに収納できるのが特徴です。
使用サイズもコンパクトな商品が多く、ソロキャンプなど少人数のキャンプに向いています。
布製は軽量で持ち運びもしやすいので、メインテーブルではなくサブテーブルとして臨機応変に使用もできます
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しかし天板が布製で平らになりづらいため、落とすと割れてしまうガラス製の道具や、バランスを崩しやすい重たい荷物などを載せるのには向きません。
布製は安定性が低いため、載せられるモノに限りはありますが、軽量でよりコンパクトに収納できるキャンプテーブルを探している方におすすめです
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◆軽くて丈夫なアルミ製
アルミ製は軽くて持ち運びしやすいのが特徴です。
天板がロールタイプの商品が多く、収納時コンパクトなのも嬉しいポイント!
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また軽量でありながら強度が高く、丈夫で耐熱性もあるので、調理直後の熱い調理器具も安心して載せられます。
ステンレスと同じく表面が酸化皮膜で覆われ、耐腐食性が高く汚れが落としやすいため、掃除が簡単です
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軽量かつコンパクトな収納で、頑丈なキャンプテーブルを探している方におすすめです。
キャンプテーブルのおすすめ人気ブランド
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キャンプテーブルは色々なブランドから販売されていますが、中でも人気のブランド5つをご紹介。おすすめの人気ブランドの特徴をお伝えしていきます。
扱いやすく初心者におすすめのブランドや、機能性やデザイン性が高いブランドなど様々です
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気になったブランドがあったら、ぜひチェックしてみてください!
Coleman(コールマン)
コールマンは1900年頃に創業された、日本で有名なアウトドアブランドです。
長い歴史を持つブランドなので認知度と信頼度が高く、初心者キャンパーでも安心して購入できます。
コールマンのキャンプテーブルは、初心者でも扱いやすい折りたたみ式モデルが多いのが特徴です
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またハイスタイル・ロースタイルに対応した2WAY使用できる商品も豊富に揃っているので、1つのキャンプテーブルで2つのスタイルが楽しめます。
使い勝手が良く、信頼度が高いブランドなので初心者キャンパーにおすすめのブランドです。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
キャプテンスタッグは比較的安価で、コストパフォーマンスが良いアウトドアブランドです。
キャンプテーブルだけでなく、バーベキューコンロや食器、チェア、テントなど幅広くキャンプグッズを販売しています
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キャンプテーブルは木目調のオシャレな商品から、シンプルなアルミテーブル、コンパクトなソロ用ローテーブルなど様々なタイプの商品を販売しています。
中でもアニメ「ゆるキャン△」で使われている「アルミローテーブル」は、ソロキャンパーには大人気です!
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キャンプテーブルの種類が多く、デザイン性や機能性など多岐にわたり展開されているので、選ぶ際は使用人数とハイorロースタイルを決めておくと、欲しい商品が見つけやすくなります。
ラインナップが豊富なので、他のブランドでは見つけられなかった、お気に入りのキャンプテーブルが見つかるかもしれません!
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好きなスタイルに合わせてキャンプテーブルを選びたい場合や、コストパフォーマンスの良い商品を探している方におすすめのブランドです。
DOD(ディーオーディー)
遊び心溢れたネーミングセンスで、機能性とデザイン性の高い商品を多く販売しているアウトドアブランドです。
組み合わせによりキャンプテーブルになったり、ラックになったりする商品や、テーブルのサイドに布製の収納ポケットが付いている商品など、使い勝手の良いアイテムが多数販売されています。
中でも様々な組み合わせで、ラック・囲炉裏テーブル・ソロテーブル等アレンジできる「テキーラテーブル」が大人気です
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その他にも折りたたんで収納サイズをコンパクトにできるソロ用のキャンプテーブル「ソトメシンガーZ」や、バイクキャンパー用の「ライダーズテーブル」、さらにはワンポールテント内で活躍する「ワンポールテントテーブル」など、各キャンプスタイルに特化したテーブルが幅広く販売されています。
キャンプスタイルが決まっている方や、色々アレンジできるキャンプテーブルを探している方におすすめのブランドです
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LOGOS(ロゴス)
ロゴスはオシャレな見た目と、安い価格帯が特徴的なアウトドアブランドです。
キャンプテーブルだけでなく、テントやタープ、クーラーなどキャンプ道具を幅広く販売しています。
キャンプテーブルはカラーリングが豊富なので、キャンプサイトのカラーテーマに合わせて商品を選べるのも嬉しいポイントです
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またチェアとセットで販売している「テーブルセット」もあり、高さの合うチェアが付属していて、組み立ても簡単なのでファミリーキャンプ初心者の方にとてもおすすめです。
オシャレでコストパフォーマンスが良い、キャンプテーブルを探している方におすすめのブランドです
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SnowPeak(スノーピーク)
スタイリッシュなデザイン性と、拡張性の良さが魅力的なアウトドアブランドです。
スノーピークのキャンプテーブルは単体で使えるのはもちろんですが、2つ以上を組み合わせて、アレンジできる商品が多く販売されています。
フレームやグリルなどのオプションを購入して組み合わせれば、使い勝手の良い自分好みのキャンプテーブルも作成可能です
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スノーピークはキャンプテーブル以外にもテントやタープ、焚き火台などを販売しており、どれもシンプルでスタイリッシュな美しいデザインです。
デザイン性が高いため、キャンプ道具をスノーピークで統一させれば、オシャレなサイト作りができます
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価格帯は少し高めですが、色々アレンジしてキャンプテーブルを使用したい方や、シンプルなデザインが好きな方におすすめのブランドです。