日本の美意識を体現する“SEIKO PRESAGE(セイコー プレザージュ)”が、日本の伝統工芸である漆塗りを用いた限定モデルを発表した。
漆特有の、深みのある艶やかな緑色の漆文字盤は、漆芸家の田村一舟氏の監修により仕上げられている。
田村氏が金沢漆器の技法を駆使して作品を産み出す地、金沢。新作はそんな北陸特有の環境と美意識が育む夏の情景を、田村氏が新たに表現。
海外では漆や漆器を“japan”と表記することも多く、漆を用いた日本の伝統工芸品は、その美しさと実用性が高く評価されている。
漆文字盤を用いた本作は、田村氏の審美眼に基づく脈々と受け継がれる伝統技法と現代の製造技術の融合により実現したモデルなのだ。
金属と漆を直接結びつける革新的な製造手法と、平滑面を生み出す古来伝承の技を組み合わせて仕上げる文字盤には、多くの漆器職人が携わり、何十回も塗りと研ぎを繰り返すことにより生み出されている。
また、漆は固化せずに硬化を続けるため劣化せず、耐久性が半永久的に高まり続けるという特性をもつ。
苔庭を表現する緑色の漆文字盤に、降り注ぐ夏の木漏れ日を金色で演出。日付け、曜日、パワーリザーブを扇形で表現しているため、時計を見るたびに異なる表情を見せてくれる。
SEIKO PRESAGE(セイコー プレザージュ)
クラフツマンシップシリーズ 漆ダイヤル限定モデル
【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室
TEL.0120-061-012
提供元・Watch LIFE NEWS
【関連記事】
・【第4回-セイコー(プレザージュ&セイコー 5スポーツ)】3大国産時計の売れ筋モデルを調査、本当に売れた時計BEST3
・【1位〜5位まで一挙に紹介します】“タイムギア”読者が選んだ、欲しい腕時計ランキングTOP10-後編
・進化したエル・プリメロを搭載したゼニスの意欲作、“クロノマスター スポーツ”が登場
・菊地の【ロレックス】通信 No.078|小振りで着けやすいベーシックな旧エアキング
・アンティークの無名クロノグラフって知ってますか?