ポルトガル2部のGDシャヴェスに所属するブラジル人FWウェリントン・カルバーリョ（29）が、Jリーグ移籍に近づいているようだ。1日、ポルトガル紙『ア・ボーラ』が報じている。
身長180cmで両利きのウェリントンは、ボアヴィスタFCやブラガンサ、ポルティモネンセなどポルトガル国内の複数クラブでプレー。2020年1月にポルティモネンセからGDシャヴェスへ移籍している。また、今季はポルトガル2部リーグ戦で全試合に出場して13ゴール4アシストをマーク。昨季はわずか3ゴールにとどまっていただけに、本来のパフォーマンスをいかんなく発揮してシーズンを終えていた。
ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ウェリントンとGDシャヴェスの現行契約は今月末に満了を迎える。ただ『ア・ボーラ』は同選手の今夏退団がほぼ確実になったと報道。「ウェリントンの将来は日本サッカー界にあるはずだ。すでに移籍にむけての交渉を順調に進めている」と伝えているが、具体的なクラブ名には振れていない。
なお、ウェリントンは今年4月のリーグ戦全5試合に先発出場して3ゴール2アシストをマーク。チームがこの5試合すべてで勝利したこともあり、ポルトガル2部の月間MVPに選出されている。
両サイドでプレー可能であり、29歳にしてキャリアの最盛期を迎えている同選手の獲得を、どのJリーグクラブが狙っているのか気になるところだ。
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