シャルケは日本代表DF板倉滉（25）を買い取りオプション行使により、マンチェスター・シティから完全獲得することを断念したようだ。30日、ドイツメディア『シュポルト1』など複数メディアが報じている。
板倉滉は昨年8月にシャルケへ1年レンタルにより加入すると、すぐにレギュラーに定着。ドイツ2部リーグでほぼ全試合に先発出場し、シャルケのブンデスリーガ昇格に大きく貢献していた。また、シャルケ幹部は限られた予算内で同選手の完全獲得を最優先するとみられていたが、買い取りオプションの行使期限が5月31日と伝えられていた。
ドイツ紙『ビルト』は先週、板倉滉の去就について「シャルケはブンデスリーガに復帰したものの、彼を引き留めるだけの資金がないようだ。買い取りオプションは590万ユーロ（約7億9800万円）に設定されている」と報道。
また、イギリスやドイツの複数メディアは同選手の移籍先候補にアイントラハト・フランクフルトやセルティック、ボーンマス、フラム、ホッフェンハイム、SCフライブルクなどを列挙。複数クラブによる争奪戦が確実という見方が広まっていた。
すると『シュポルト1』は買い取りオプション行使期限間近になって「シャルケは金銭面での限界により、イタクラを買えない。シャルケファンは彼に“さよなら”を言わなければならない」と報道。同選手のシャルケ退団が確実と見解を述べている。今後は板倉滉に関心を寄せるクラブの動向に注目が集まる。
【関連記事】
・欧州5大リーグ、現行監督の長期政権ランキング。最も指揮が長いのはあの重鎮！
・超カッコ良い！東京五輪も盛り上げてきた2大フットボール・アンセム
・ヴィッセル神戸の半端ない日本代表FW補強史。大迫や武藤だけじゃない！カズや大久保も！
・【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選！167cm以下
・【東京五輪】男子サッカー全代表チーム、市場価値ランキング＆登録選手一覧。日本は何位？
