日本通信からSIMカードが届いたら開通手続きをしよう

日本通信で申し込んだあと、筆者の場合は3日後にSIMカードとスタートガイドが宅急便で到着した。

ここからは、日本通信のマイページにログインして「MNP回線切り替え」作業を行う。途中、届いたSIMカードのUSIM番号の下4桁を入力して「切り替える」をタップすれば、楽天モバイルから日本通信にMNP乗り換え作業が完了する。

「切り替える」ボタンを押して30分〜1時間程度待つと、「MNP回線切り替え完了のお知らせ」メールが届くので、この時点で楽天モバイルとはおサラバ。いよいよ日本通信のSIMカードをスマホに装着し、APN(ネット接続)設定を行うことになる。

APN設定は、スマホの設定を開いて「ネットワークとインターネット」から該当する「モバイルネットワーク」を選択し、「アクセスポイント名」で新規にAPNプロファイルを作成しよう(iPhoneはプロファイルをダウンロードする)。

APNの入力項目はスタートガイドにあるものを見て、間違えないように確実に入力しよう。とくに「i」と「l」などは間違えやすい。また、「認証タイプ」と「PDP Type」については、スマホの設定項目にある場合に入力すればOKだ。

APN設定の入力が終わったら画面右上の「…」で「保存」を選び、自分で作成した日本通信のAPNを選択しよう。このあと、設定が反映されるように、必ずスマホを再起動すること。

スマホが再起動したら、ドコモの4Gアンテナが立っているのを確認し、Wi-Fi接続をオフにして実際にデータ通信でネットに接続しているか、ブラウザアプリで確認してみよう。

もし、接続できていない場合は、APN設定に間違いがないか再度確認してほしい。実は筆者もユーザー名のスペルを間違えていたために、最初は接続できなくて少し焦った。

なお、今回の操作手順は楽天モバイルで購入したAQUOS sense4 liteで行った。機種によって画面表示や手順が多少異なる部分があることは、あらかじめご了承願いたい。

■APN設定情報
【名前】日本通信(何でも大丈夫)
【APN】dm.jplat.net
【ユーザー名】jci@jci
【パスワード】jci
【認証タイプ】PAPまたはCHAP
【PDP_Type】IP
※「認証タイプ」と「PDP Type」は設定項目にある場合に入力すればOK

日本通信のSIMカード開通手続きの手順

楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
こちらが、申し込み手続きから3日後に届いたSIMカード。同梱されたスタートガイドを見ながら行えば開通手続きはさほど難しくない(画像=『オトナライフ』より 引用)
楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
まず、スタートガイドのQRコードをスマホのカメラで読み込む(右写真)。すると、日本通信のマイページが表示されるのでIDとパスワードを入力し、「ログイン」を押そう(左写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)
楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
ステータス情報の「MNP回線切り替え」をタップ(右写真)。次にSIMカードに記載されているUSIM番号の下4桁を入力して「次へ」を押す(左写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)
楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
最後に「切り替える」をタップする(右写真)。すると30分〜1時間ほどで「MNP回線切り替え完了」メールが届くはずだ(左写真)。これで、楽天モバイルから日本通信への乗り換えが完了した(画像=『オトナライフ』より 引用)
楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
SIMカードはマルチタイプなので、自分のスマホに合う形に取り出す。今回はnanoSIMなのでいちばん小さい(右写真)。スマホのSIMカードスロットに日本通信のSIMカードを挿し込もう(左写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)
楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
SIMカードを正しく挿入したら、スマホの設定画面を開き「ネットワークとインターネット」をタップ(右写真)。次に「モバイルネットワーク」を選択する(左写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)
楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
筆者はデュアルSIMなのでSIMカードが2つ表示されるが、ここでは日本通信のSIMを選択する(右写真)。画面を下にスクロールして「アクセスポイント名」をタップしよう(左写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)
楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
「APN」画面では右上の「+」をタップして新規でAPNプロファイルを作成する(右写真)。スタートガイドの設定を見て、正しくAPN情報を入力していこう(左写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)
楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
各項目をタップして写真のように文字入力したら「OK」を押せばいい(右写真)。必要な項目をすべて入力したら画面右上の「…」をタップし(左上写真)、「保存」を押そう(左下写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)
楽天モバイルから日本通信「合理的シンプル290プラン」に実際に乗り換えてみた!
APNの一覧から先ほど作成した「日本通信」のAPNを選択する(右写真)。スマホを再起動して、Wi-Fiをオフにし、データ通信でネット接続できているか確認しよう(左写真)(画像=『オトナライフ』より 引用)

まとめ

いかがだろうか? MNP予約番号の有効期限は発行から15日間なので、ダンドリを間違えると結構ギリギリになることも多い。

とくに、物理SIMカードでMNP乗り換えする場合、「スターターパックの購入」→「楽天モバイルでのMNP予約番号取得」→「日本通信への申し込み」→「SIMカードの到着」→「MNP回線切り替え手続き」までを、2週間以内にやる必要があるので、モタモタせずに一気に作業しよう。

筆者の場合は、今回5月23日にAmazonでスターターパックを購入後、25日に日本通信に申し込み、28日にSIMカードが届いた。

SIMカード到着後、その日のうちにMNP回線切り替え手続きを行ったので、土・日を挟まずにダンドリよくやっても、やはりMNP乗り換えには5日ほどかかっているのだ。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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