イワナ狙いのルアー
管理釣り場でイワナを狙う時に使用するルアーは、スプーンよりプラグ類の方が圧倒的に狙いやすい。
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使用するプラグ
筆者の場合、主にシャッド系のプラグを中心に使用している。日中は泳ぎ回ることより物陰や泡の下のボトムに定位していることが多いので、ボトムにステイできるシンキングタイプを使用する。特にボトムでテールを上げてステイできるリップにシンカーが付いたザッガー50B1やプレッソのダブルクラッチ45F2を使用することが多い。
カラー
よく使用するカラーとしては黒金カラーが鉄板であるが、基本的には釣り人から見やすいカラーをセレクトするといいだろう。特に曇天や雨天時、ブラインドで釣る時はフラッシング効果を期待できる黒金カラーをメインで使用し、サイトフィッシングで狙う場合は背中がイエローやピンクなどアピールと見やすさを兼ね備えたものがいいだろう。
イワナ狙いのアクション
アクションのコツとしては、ただ巻きよりジャークを多用するということである。ニジマスと異なり日中は物陰に隠れていることが多いので、障害物や放水口付近で連続したトゥイッチを入れる。興奮して追いかけてくることが多いので、重点的に攻めるといい。
スプーンの場合
スプーンで狙う場合、筆者の実績が高いカラーはゴールド系である。ゴールド系はニジマスの放流時の鉄板カラーでもあるが、イワナを狙う上でも欠かせないカラーでもある。ポイントとしてはニジマス用より少し重めのものを使用することが多い。おおよそ2.5~3g程度のスプーンがあればいい。
使用方法としてはただ巻きでもいいが、障害物付近ではボトムパンプをさせるイメージでデジ巻きやロッドを下向きにしてスプーンが底をはうように巻くと、イワナが反応しやすいと感じる。
ニジマスを狙いながらもちょっとスタイルをかえるだけ色物のイワナが狙えるテクニックを是非実践していただきたい。
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<福岡崇史/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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