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プレミアリーグ2021/22シーズンは、マンチェスター・シティがリバプールを勝ち点差「1」で退けて優勝を決め、全ての日程を終えた。
各方面でリーグ戦の総括が行われている中、英メディア『Sky Sports』がプレミアリーグ全20クラブ別のシーズン総合評価をランク別に評している。ここでは20クラブの内「D~F」と評価された7クラブをご紹介したい。
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エバートン(16位)評価:D
今2021/22シーズン、チャンピオンシップ(2部)への降格危機に見舞われたエバートンは、5月20日クリスタル・パレス戦での大逆転勝利(3-2)によって降格を回避することができた。シーズンを通して危機的状況が続いたことは残念なポイントだった。
振り返ると、元リバプール指揮官ラファエル・ベニテス監督の就任(2021年6月30日)が大きな過ちであり、エバートン本来のステータスを失うという現実に直面した。7ヶ月も経たないうちにベニテス監督は解任され、後任のフランク・ランパード監督が崩壊したチームを団結させた。
元チェルシー指揮官であるランパード監督には、この夏「ここ18年間で最悪の成績を残したスカッドの再建」という重要なミッションが与えられている。
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サウサンプトン(15位)評価:D
ラルフ・ハーゼンヒュットル監督が提唱する、アグレッシブなプレスや若々しい活気に満ちたスタイルはワクワクさせられるものがあるが、シーズン通しての継続は不可能であると考える。サウサンプトンの選手層はリーグで3番目に若い平均年齢(25.71歳)であり、彼らにすべての責任を負わせることはできない。
しかし、控えめな予算の中でサウサンプトンが降格圏から逃れることができたことは評価に値する。もし今夏、さらなるクラブからの後押しが入れば、サウスコーストの潮の目が変わるかもしれない。
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マンチェスター・ユナイテッド(6位)評価:D
数年前から始まった「スカイブルー」の侵攻(マンチェスター・シティの勢い)が拡大するに連れて、マンチェスター・ユナイテッドは衰退の一途を辿り、その降下線は今2021/22シーズン最低記録を更新した。
ユナイテッドはプレミアリーグにおけるクラブ史上最も低い勝ち点に終わり、2021年12月に就任したラルフ・ラングニック監督はクラブ史上最も低い勝率を記録し早々とクラブを去ることになった。今シーズンの優勝を期待するサポーターはそこまで多くなかっただろうが、反対にここまでの崩壊をも誰も予想しなかったことだろう。
2022/23シーズンから指揮を執るエリック・テン・ハフ監督に求められるのは「再建」の2文字に尽きる。1990年代から2000年代に君臨したアレックス・ファーガソン監督率いる強いユナイテッドに戻すためには、大規模なチーム改革が必須となる。