
元松本山雅で現在ウェスタン・ユナイテッドFC所属のDF今井智基(31)が28日、グランド・ファイナル(豪州1部優勝決定戦)での勝利により、タイトルを勝ち取った。
ウェスタン・ユナイテッドは2021/22シーズンのAリーグ(豪州1部)を3位で終え、上位6クラブによるAリーグ・ファイナルズ出場権を獲得。6位・ウェリントン・フェニックスとのAリーグ・イリミネーション・ファイナル(準決勝進出決定戦)で1-0と勝利すると、ホームアンドアウェイ方式の準決勝・メルボルン・ビクトリー戦では2試合合計スコア4-2として、決勝へ駒を進めていた。
そして決勝戦では、元浦和レッズのオーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウト(29)を擁するメルボルン・シティと対戦。ウェスタン・ユナイテッドは前半2分にコーナーキックからのオウンゴールで先制すると、30分には元セルビア代表FWアレクサンダル・プリヨヴィッチ(32)のゴールでリードを2点に広げる。
後半はメルボルン・シティが攻勢を強める中、今井智基をはじめ守備陣が奮闘。GKジェイミー・ヤング(36)の好セーブもあり無失点で乗り切り、2-0で勝利。今井智基はフル出場でAリーグ・ファイナルズ優勝に大きく貢献していた。一方のナバウトもフル出場。ゴールに迫るシーンもあったが、得点を決めることはできなかった。
なお、今井智基は2020年1月に松本山雅を退団してウェスタン・ユナイテッドに加入。移籍後すぐにセンターバックでレギュラーに定着すると、今季もAリーグで全26試合中22試合に先発出場。Aリーグ・ファイナルズでは全4試合でフル出場と、守備陣の中心選手として活躍した。
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