OSでも機種シェアでも独自路線を行く日本


「日本でiPhoneがついに劣勢になった」という意外な結果を叩き出していたのが、MMD研究所による「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」だ。18歳~69歳の10,000人を対象にメイン利用のスマホのOSを尋ねたところ、「iOS」が44.1%で「Android」が51.5%とシェアが逆転していたのだ。
ついに、日本のiPhone人気の衰退がはじまったかという見方もあったが、今回の調査結果を見るとまだまだiPhoneの存在感は健在のようだ。肌感覚としてもiPhoneの所有率は高く、こちらのほうがイメージに近いという気もする。

さらに、機種シェアでも日本はやはり独自路線をたどっている。世界でiPhoneと互角にシェア争いを繰り広げているメーカーといえば韓国・サムスンであり、3番手に中国のXiaomi(シャオミ)やHuawei(ファーウェイ)が続くかたちとなっている。
しかし、日本でiPhoneのアップルに次ぐシェアを獲得しているのは「Xperia」シリーズで知られるソニーだ。「さすがお膝元」とも言える結果だが、国外のシェア争いでは存在感を示すことができておらず、ひたすら国内の需要に応えるだけの存在になっているのかもしれない。日本のスマホメーカーにも、さらに世界的な活躍を期待できる日は今後来るのだろうか…。
出典元:世界40カ国、主要OS・機種シェア状況【2022年5月】~多言語Webプロモーションにシェア状況データを活用する~【アウンコンサルティング株式会社】
※サムネイル画像(Image:Mr.Mikla / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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