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「伊勢神宮遥拝所」と「境内神社」
古墳時代からある石座信仰の名残がある『岩屋神社』
「伊勢神宮遥拝所」と「境内神社」

(画像=『たびこふれ』より 引用)

(画像=『たびこふれ』より 引用)
本殿とは別方向の階段を約15分程登ると京都から伊勢神宮の方角、南東を向いた伊勢神宮遥拝所の鳥居に到着します。そこから北西には平安神宮の大鳥居が。この直線上には「天智天皇陵・日向大神宮・平安神宮・京都御所」(その後方には左大文字も)がみごと一列に並んでいることに注目!何か特別なパワーがあるのでしょう。
神明山は「東山三十六峰」の第十九峰で標高は218mある神体山。弁財天の祠や龍神・地龍神を祀る石碑などが点在しており、山に足を踏み入れると神聖な空気に包まれます。
境内神社に上ノ別宮(荒祭宮)、下ノ別宮(多賀神社)(春日神社)(五行神社)、別宮(福土神社)、山城国最初第一(恵比須神社)(天鈿女神社)、戸隠神社、御井神社、伊勢大神宮遥拝所、猿田彦神社、神田稲荷神社、朝日天満宮、厳嶋神社などの末社もあり「かわらけ」と呼ばれる素焼きの皿を社務所で購入し「願い事・名前・日付」を記入。願い事にあった神社に奉納します。縁結びのご利益で知られる「大国主命」をはじめとする4柱が御祭神の福土神社に多く見られます。
日向大神宮
- 住所:京都市山科区日ノ岡一切経谷町29
- 拝観時間:境内自由
- 社務所:9時~17時(無料)
- アクセス:地下鉄東西線「蹴上(けあげ)」駅下車、一番出口より左へ進み、一の鳥居から徒歩約15分
- 電話番号:075-761-6639
古墳時代からある石座信仰の名残がある『岩屋神社』

(画像=『たびこふれ』より 引用)

(画像=『たびこふれ』より 引用)
山科で最古の神社「山科一宮」である『岩屋神社』は山科音羽山の南西麓、大宅御所山(高塚山)の中腹にあり、本殿背後に『陰陽岩』巨大な磐座を祀り、古代からその巨岩に対して崇める石座信仰が元となり仁徳天皇31年(西暦343年)に建立されました。今の本殿は1263年に再建され天忍穂耳命、栲幡千々姫命の夫婦二柱と、その皇子饒速日命(にぎはやひのみこと)の親子三柱が御祭神。正月は本殿に参拝に来た人たちが鳥居外まで列をなしてました。