ソーシャル・モデル(Social Model)の略称で、ウェブやSNSなどデジタル・アイデンティティに重きを置くモデルやクリエイターたちを意味する「#ソシャモ」。今週の「#ソシャモ」は、若干23歳にしてスタイリスト、「ダミット(Danm it)」デザイナーなど、ファッション・音楽業界において様々な才能を発揮するだいちゃん。今回は普段から愛用しているヒドゥンのトートバックに入っている10のマストアイテムをご紹介!ムスクの香りがするフレグランスや最近、ニューヨークで話題の新作アイテムにも注目だ。

「#ソシャモ」だいちゃんのバッグの中身は「2022年の最先端ニューヨーク」が詰まった10のマストアイテム
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

「仕事の時とプライベートでバックが違うんですけど、休みの日はいつも『ヒドゥン ニューヨーク(HIDDEN NEW YORK)』のトートバッグに色々詰め込んでいますね。財布、キーケース、カードケースは『エンダースキーマ(Hender Scheme)』というブランドです。ブランドのミニマルな感じも好きなんですけど、ヌメ革の経年変化を楽しみたいと思ってずっと使ってます。靴とかジャケットでもありますけど、改めて焼けて色が変わっていくと愛着が湧いてきますね」。

「#ソシャモ」だいちゃんのバッグの中身は「2022年の最先端ニューヨーク」が詰まった10のマストアイテム
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

「香りにはだいぶ拘っていて、ハンドクリーム、ルームフレグランス、ヘアオイルは全て『バウム(BAUM)』ってスキンケアブランドを愛用しています。樹木がくれる、美しい世界のはじまりってブランドのテーマがあるんですけど、その通りムスクの香りって凄く気持ちが穏やかになるし、自分にあってるなと思って持ち歩いています。自分じゃあんまり思わないんですけど、結構特徴的な匂いがするらしく、街中歩いててもタクシー乗っていても香水どこのですかって聞かれたり、友達と偶然すれ違っても匂いで気づかれたりします(笑)」。

「#ソシャモ」だいちゃんのバッグの中身は「2022年の最先端ニューヨーク」が詰まった10のマストアイテム
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

「帽子はいつも持ち歩いてて、『ヒドゥン ニューヨーク』と『ステューシー(Stüssy)』のものです。両方とも毎シーズン買うくらい好きなブランドなんですけど、『ヒドゥン ニューヨーク』に関してはブランディングとか戦略も含めてかっこいいんです。ホームレスの方にスニーカーを配ったり、植物×スニーカーみたいな投稿を集めて『ヒドゥン ニューヨーク』っぽさっていうのを作っちゃったんですよね。アカウントもいくつかやってて(ヒドゥン リサーチ※1)は月額有料制で毎月15ドルの会員制にしたりと、とにかく面白いんです。火付け役はドレイクがhの丸ロゴの入った靴下を履いてて、それで一気に売れたんです。もう1つはニューヨーク店の住所が載った『ステューシー』のキャップです。ニューヨーク限定で友達に買ってきてもらったんですど、調子に乗ってこの番号に電話したらほんとに繋がっちゃいました。10秒で500円(笑)。ちなみにラグも『ステューシー』で、個人的には1番好きなブランドです」。

「#ソシャモ」だいちゃんのバッグの中身は「2022年の最先端ニューヨーク」が詰まった10のマストアイテム
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

※1 90年代から2000年までのストリートカルチャー及び、さまざまなブランドやショップの歴史を紐解くサイト。

「あとはカメラですね。仕事でアーティストのバックヤードとか入って撮影することが多いんですけど、それも趣味の延長というか。基本どこへ行くにもカメラは持っていってて、これはオリンパスのフィルムカメラです。結構ボロボロだったのを外の革を替えて使っています。手巻きだし、光がないと撮れないし、よく壊れるんですけど、写真を撮った時の唯一無二感があって、撮るたびに愛着が湧くカメラです」。

「今は世界的にNYカルチャーがトレンドの軸だと思うんですけど、日本でもY2Kとか90年代ファッションが流行っているじゃないですか。海外のノリにするか、日本っぽくするかは自由だと思いますが、個人的には両方の感覚を持ったスタイリストになりたいので、面白いトレンドをいち早く掴んで、持つ物、着る物もレベルアップしていこうと思います」。

「#ソシャモ」だいちゃんのバッグの中身は「2022年の最先端ニューヨーク」が詰まった10のマストアイテム
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

プロフィール:だいちゃん
1998年生まれ。宮崎生まれ、京都育ち。2018年より「ダミット(DAMN IT®︎)」をスタート。デザイナーとしてブランドを運営しながら、某アーティストのスタイリングを担当。自身の独特な感性を武器に、作詞や作曲、カメラマンなど数々の顔を持つ謎の多き人物。

Special Thanks:ガス&ガビ

文・岡本湧/提供元・SEVENTIE TWO

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