筆者は苦戦

次の流しも同じ筋を攻めて、多田さんは30cm級イサキを追加。右前の仲乗り2人はダブルヒットで、25~26cm イサキの一荷。船上は一気に好転したものの、私は連続根掛かりでただ1人蚊帳の外。私の真下に根の頂点があるようで、ミチイトを22m出すとビシが根に当たった。

その後はやむなくタナ17mでアタリを待ったが、釣れたのはウマヅラとベラだけ。流しかえるたびに周囲では20~27cmイサキ、25~30cmメジナが次々と上がる。左舷トモの原田さんも小型ながらイサキを追加するなかで私の苦戦は続いた。

その後、この筋も食いが止まった。船は徐々に深いほうへと水深40mまで探ったが思わしくなく、9時ごろに最初の水深20m前後へ戻った。

安堵の本命3点掛け

タナ14mで再開。1流し5分の速い潮のなか、根掛かりでイサキ仕掛け6組失って手持ちがなくなってしまった。やむなく、ハリス4号のタイ五目仕掛けにすると、22~23cmイサキの3点掛け。小型だが、開始から3時間経過してのオデコ脱出は嬉しかった。

船イサキ五目釣りで32cm頭にトップ24尾 好ゲストにメジナ
(画像=船イサキ五目釣りで32cm頭にトップ24尾 好ゲストにメジナ歓喜の3点掛け(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)、『TSURINEWS』より 引用)

その後は運気が私に向いてきたのか、24~27cmイサキに27~30cmメジナを交えて入れ食い。11時半の沖上がりまでにトータル25尾の魚をキープすることができた。