最後の目的地・千本鳥居の「伏見稲荷大社」へ

宇治上神社を出たら、京阪線の宇治駅を目指します。徒歩10分程度です。京阪宇治線から途中の中書島駅で京阪本線に乗り換え、伏見稲荷駅まで行きましょう。伏見稲荷駅から伏見稲荷大社へは徒歩10分弱ですが、道中に飲食店や土産店があるので楽しく歩けます。宇治上神社から電車・徒歩あわせて45分程度となります。

【古都京都の世界遺産】ステキなめぐり方 その1 (平等院、宇治上神社+伏見稲荷大社)
(画像=『たびこふれ』より引用)

伏見稲荷大社では、なんといっても千本鳥居が必見です。伏見稲荷大社は全国に約3万社あるといわれる「稲荷神社」の総本山です。江戸時代から、鳥居を通る=「願いが通る」あるいは「通った」という祈願と感謝の意味から、鳥居が全国から奉納されるようになり、現在のような規模になりました。

【古都京都の世界遺産】ステキなめぐり方 その1 (平等院、宇治上神社+伏見稲荷大社)
(画像=『たびこふれ』より引用)

伏見稲荷大社の敷地は広大です。大社全体を見て回る場合、所要時間は2時間以上かかります。通常は本殿から奥社奉拝所まで続く千本鳥居をくぐって戻るのが一般的な観光ルートです。
奥社奉拝所には人気の見どころ「おもかる石」があります。灯籠の上に置かれた石の前で願いを念じた後に石を持ち上げて、「軽い」と感じれば願いは早く叶い、「重い」と感じれば叶うのに時間がかかうそうです。筆者は腰痛改善を願いましたが、だいぶ重く感じました(涙)。千本鳥居と「おもかる石」を楽しんで戻る場合、所要時間は30分強となります。

伏見稲荷大社のすぐ目の前にJRの「稲荷駅」があります。ここから奈良線で京都駅までは5分程度となります。

今回紹介したコースなら、公共交通機関だけの利用でも、朝ゆっくりにスタートして世界遺産の「平等院」「宇治上神社」に加えて人気の「伏見稲荷大社」を回り、夕方前には京都駅に戻ることができます。ぜひ参考にしてみてください。

今回ご紹介した「平等院」「宇治上神社」以外の京都の世界遺産も別の機会にご紹介します。

【文・写真 将虎/提供元・たびこふれ

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