シモリ際から尺登場

またフロートリグに戻して、次の沖のシモリを狙っていく。日没から3時間程度たち少し疲れてきたが、集中して沖のシモリをタイトに狙う。40m程度先のシモリの横をワームが通り過ぎた時、ゴンッとアタリが手元に伝わってきた。

アワセを入れた瞬間、ズシリとした重さ。いつも通り一気に寄せようとするが、根へ逃れようとする強烈なパワーは他の25cmクラスとは一線を画していた。シーバスか?と疑ったがエラ洗いもしないし、メバル特有のゴンゴンという突っ込みも感じられる。

体全体を使って魚をいなしながら何とか寄せて一気に抜き上げた先に、大型のメバルが横たわっていた。「尺あるか?」。メジャーを当てるとジャスト30cm。サイズもさることながら、タイのような体高と大きな尾ビレが特徴のきれいな魚体に見とれてしまった。

越前海岸のサーフメバリング釣行で30cm『尺メバル』キャッチ
タイのような体高の尺メバル(提供:週刊つりニュース中部版APC・小松大祐)(画像=『TSURINEWS』より 引用)

釣期は6月中旬まで

この1匹に満足してこの日は納竿とした。例年だと6月中旬ごろまで釣れる越前メバルゲーム。夜間の釣りになるので、無理することなく必ずライフジャケットは着用して、安全第一で楽しんでほしい。

越前海岸のサーフメバリング釣行で30cm『尺メバル』キャッチ
尺サイズに満足する筆者(提供:週刊つりニュース中部版APC・小松大祐)(画像=『TSURINEWS』より 引用)

<週刊つりニュース中部版APC・小松大祐/TSURINEWS編>

越前海岸のサーフメバリング釣行で30cm『尺メバル』キャッチ
(画像=『TSURINEWS』より 引用)

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年5月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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