福岡元監督ペッキアが“個人残留”か!ブッフォン所属パルマと合意か
(画像=ファビオ・ペッキア監督 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 元アビスパ福岡指揮官のファビオ・ペッキア氏は、2021/22シーズンにクレモネーゼをセリエA(イタリア1部)昇格に導いたが、シーズン終了後に退団。イギリスメディア『スカイスポーツ』イタリア版は25日、同氏が元ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォン(44)とタッグを組む可能性を報じている。

 現在48歳のペッキア氏はアビスパ福岡やユベントスU23を率いると、昨年1月にクレモネーゼの監督に就任。2020/21シーズンの後半戦で9勝6分6敗と、セリエB(イタリア2部)残留争いに巻き込まれていたチームを立て直すと、今季は序盤から好調を維持。20勝9分9敗のリーグ2位でシーズンを終えてセリエA昇格を果たしていた。

 しかし、クレモネーゼは今月20日になってペッキア監督の退任を公式発表。ペッキア監督は自身からクラブ幹部に対して退団を申し出たことを明かしていた。

 そんなペッキア氏の新天地について、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』はセリエA残留のウディネーゼやサンプドリア、セリエBのパルマを候補に挙げていた。また、イタリアメディア『メディアセット』は「ペッキアは来シーズン、ガブリエレ・シオフィ監督の後任としてウディネーゼと合意に近づいているため、クレモネーゼとの関係を終わらせたのだろう」と伝えていた。

 すると『スカイスポーツ』は「パルマがペッキアと合意間近」と報道。これによると、両者は25日に会談を行うと2年契約を結ぶことで概ね合意に達したとのこと。ブッフォンを擁するパルマは今季、セリエBで12位に低迷したことから、シーズン終了直後にジュゼッペ・イアキーニ監督を解任していた。

 なお、ペッキア氏は過去にナポリやレアル・マドリード、ニューカッスル・ユナイテッドでアシスタントコーチとしてラファエル・ベニテス監督に従事。2016/17シーズンから2年間にわたりエラス・ベローナを率いると、アビスパ福岡やユベントスU23でも指揮を執っていた。

提供元・Football Tribe Japan

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