カワサキが3年振りの開催を予定している、第43回 鈴鹿8時間耐久ロードレースへ出場する「Kawasaki Racing Team Suzuka 8H」および「Kawasaki Plaza Racing Team」の参戦体制発表した。
Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hは、前回大会(2019年)で優勝を果たしたジョナサン・レイ選手とレオン・ハスラム選手、そして実績十分なアレックス・ロウズ選手の3名が参戦予定。またKawasaki Plaza Racing Teamは岩戸 亮介選手、岡谷 雄太選手、清末 尚樹選手の3名で挑む。
いずれのチームもNinja ZX-10R(鈴鹿8耐仕様)でレースを戦う予定で、カワサキ夢の2連覇に向けて期待がかかる。
目次
カワサキ 2022鈴鹿8耐の参戦体制を発表
「Kawasaki Racing Team Suzuka 8H」「Kawasaki Plaza Racing Team」の2チームが3年ぶりの熱き夏を戦う。
株式会社カワサキモータースジャパンは、2022年8月4日(木)から7日(日)に鈴鹿サーキットで開催される 「2022 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会(以下、鈴鹿8耐)」に挑む「Kawasaki Racing Team Suzuka 8H」「Kawasaki Plaza Racing Team」の参戦体制をお知らせする。
Kawasaki Racing Team Suzuka 8H
同チームは、前回の2019年度の大会で激闘の末26年ぶり2度目の優勝を果たした。今大会では、Kawasakiとして初となる連覇を目指して戦う。ライダーは、前回大会でエースライダーとして優勝に大きく貢献し、またスーパーバイク世界選手権(以下、WSBK)で前人未到の6連覇を達成しているジョナサン・レイ、2020年シーズンよりジョナサン・レイのチームメイトとしてWSBKに参戦中で、鈴鹿8耐で優勝経験もあるアレックス・ロウズ、同じくWSBK参戦経験が豊富なレオン・ハスラムの3人だ。マシンは、Ninja ZX-10R(鈴鹿8耐仕様)である。
■チーム名
Kawasaki Racing Team Suzuka 8H
■マシン
Ninja ZX-10R(鈴鹿8耐仕様)
ライダー
ジョナサン・レイ(Jonathan Rea)
生年月日:1987年2月2日
出身地:イギリス
所属:Kawasaki Racing Team WorldSBK
主な戦績:
2021年スーパーバイク世界選手権 2位
2015-2020年スーパーバイク世界選手権 1位
コメント:私は日本に再び来ることをとても楽しみにしています。カワサキがいつも全力でサポートしてくれるお陰で私は2019年に優勝することができました。鈴鹿8耐の雰囲気はとても素晴らしく、日本のファンの方々には多大な感謝をしています。今年また8耐に参加できることが本当に楽しみです。目標は勝つことです、アレックスとレオンとは一緒に長年レースを戦ってきた経験豊富な仲間です。チームとしても多くの経験を積んできましたが、耐久レースでは何が起こるかわかりませんので、常に冷静に私たちの最善を尽くします。
アレックス・ロウズ(Alex Lowes)
生年月日:1990年9月14日
出身地:イギリス
所属:Kawasaki Racing Team WorldSBK
主な戦績:
2021年スーパーバイク世界選手権 8位
2020年スーパーバイク世界選手権 6位
2019年スーパーバイク世界選手権 3位
2018年スーパーバイク世界選手権 6位
コメント:8時間耐久レースは私にとって多くの結果を残すことが出来たレースです。前回優勝したジョナサンとレオンと参戦できることを幸せに思います。親友のレオンと現在のチームメイトであるジョナサンとで最高のチームが出来上がりました。どんな戦いになるか楽しみです!
レオン・ハスラム(Leon Haslam)
生年月日:1983年5月31日
出身地:イギリス
主な戦績:
2020年スーパーバイク世界選手権 10位
2019年スーパーバイク世界選手権 7位
2018年ブリティッシュスーパーバイク選手権1位
コメント:私にとって鈴鹿8時間耐久レースに戻ってこられることは素晴らしいことです。私とジョナサンは前回2019年の8耐でカワサキと共に優勝することが出来ました。2022年に再びジョニーと、そして2019年のライバルだったアレックスと共に鈴鹿8耐に戻ってこられることをとても楽しみにしています。これは夢のようなチームです。とても興奮していて待ちきれません。2022年の鈴鹿8耐ではカワサキと共に勝利します。
監督
ギム・ロダ(Guim Roda)
コメント:私達はこのチームでカワサキと共に戦えることを誇りに思います。私達は新たなステップとしてWSBKチームスタッフを引き連れ、経験豊富なカワサキのエンジニア達と共に再び勝利することが出来るように最善を尽くします。新型コロナウィルスの影響でレースが中止になり、3年ぶりに開催できる今回のレースは私達のみならず、カワサキや日本にとっても重要なレースです。そこに参加できることを誇りに思います。レーシングスピリッツを体現し、良いレースをお見せしたいと思います。
Kawasaki Plaza Racing Team
今年から「全日本選手権ST1000クラス」へ参戦中である「Kawasaki Plaza Racing Team」も、2022年鈴鹿8時間耐久ロードレースSST(スーパーストック)クラスに初挑戦する。ライダーは岩戸 亮介選手を中心とし、現在スーパースポーツ300世界選手権に参戦中の岡谷 雄太選手、清末 尚樹選手の3人。マシンはNinja ZX-10R(鈴鹿8耐仕様)である。
■チーム名
Kawasaki Plaza Racing Team
■マシン
Ninja ZX-10R(鈴鹿8耐仕様)
ライダー
岩戸 亮介
生年月日:1997年8月15日
出身地:福岡県
主な戦績:
2019年全日本選手権JSB1000 9位
2018年全日本選手権J-GP2 1位
コメント:Kawasaki Plaza Racing Teamのライダーとして、全国のカワサキプラザ店や応援してくださる皆様、そしてペアライダーの岡谷選手、清末選手と、鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦する事になり、良い緊張感と期待感でいっぱいです。
SSTクラス優勝を目指し、ライダーとしての役割をしっかり果たすとともに、カワサキプラザとの繋がりを大切に、鈴鹿8耐を楽しんでいきたいと思います!熱い応援よろしくお願い致します。
岡谷 雄太
生年月日:1999年7月12日
出身地:東京都
主な戦績:
2021年スーパースポーツ300世界選手権 5位
2020年スーパースポーツ300世界選手権 10位
コメント:今回、Kawasaki Plaza Racing Teamという素晴らしいチームで、自身の目標のひとつであった鈴鹿8耐間耐久ロードレースへ参戦出来ることをとても嬉しく思います。
初めての1000ccクラス、そして鈴鹿8耐に参戦致しますが、これまでの経験を活かして出来るだけ早くNinja ZX-10Rに順応し、Kawasakiのライダーとしてクラス優勝に貢献出来る様に頑張ります。
また、この鈴鹿8耐は日本で4年振りに参戦する大きなレースです。日本のファンの皆さんの期待に応えられる走りが出来るよう全力を尽くします。皆さま、Kawasakiと岡谷雄太の応援をよろしくお願いします。
清末 尚樹
生年月日:2000年3月2日
出身地:大分県
主な戦績:
2020年全日本選手権ST1000 8位
コメント:この様な素晴らしい体制で参戦出来る事、西嶋監督を始めとする関係者の方々に心より感謝致します。チームの皆様と力を合わせて目標であるSSTクラス優勝目指して頑張りますので応援よろしくお願いします。
監督
西嶋 修
コメント:チームの柱でもある岩戸を中心とし、安定した速さと実力を持った清末、WSS300で活躍し大きな可能性を秘めた岡谷、彼らの魅力ある走りで夏の鈴鹿を盛り上げ1番高いところを目指したいと思います。チーム一丸となって8時間全力で戦いますのでカワサキファンの皆様も8時間応援よろしくお願い致します。
鈴鹿8時間耐久ロードレース
1978年から開催され、1980年から世界耐久選手権の1戦に組み込まれている国際格式の耐久レース。1台のマシンを2~3人で交代しながら走り、8時間でのサーキット周回数を競う。毎年7月下旬に開催され、猛暑のなか激しい戦いが繰り広げられる日本有数のレースイベント。耐久性・安定性のみならず、スプリントレース同様のスピードが求められるため、“スプリント耐久”という別称を持つ。
大会名:2022 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会
開催日程:2022年8月4日(木)~8月7日(日)
会場:鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市稲生町7992)
チケット販売
前売観戦券等各種チケットは、6月19日(日)より販売開始。詳しくはカワサキモータースジャパンWEBページおよび鈴鹿サーキット公式WEBページを確認しよう。
リリース提供元:株式会社カワサキモータースジャパン
提供元・Moto Megane
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