マイナンバーカードの普及促進やキャッシュレス決済基盤の構築のための取り組みとして行われている「マイナポイント」。名前は知っていても実際の内容を把握していなかったり、手続きが面倒だと考えていたりする人もいるだろう。
しかし、この取り組みはこれからマイナンバーカードを取得しようとしている人だけでなく、すでに取得済みの人にとってもメリットがある。最大2万円分のマイナポイントがもらえるこの仕組みを利用しない手はない。そこで、今回はマイナポイントとはいったい何なのかと、その取得方法について紹介しよう。
「マイナポイント」は2020年9月末から第1弾が開始され、
2022年1月1日から第2弾を開始している
キャッシュレス決済でマイナポイントがもらえる
マイナポイントは、マイナンバーカードを使って予約・申し込みを行い、選んだキャッシュレス決済サービスでチャージや買い物をすると、利用金額の25%のポイントがもらえるというものだ。
現在は第2弾が実施されており、マイナポイントがもらえるチャンスが3回用意されている。いますぐポイントがもらえるのは、マイナンバーカードを取得してマイナポイント第1弾に申し込んでいない人だ。その場合は最大5000円相当のポイントが付与される。
マイナンバーカードの申請期間は2022年9月末まで、申し込み期限は2023年2月まで。
すでにマイナンバーカードを取得済みで第1弾に申し込んでいない&ポイント付与を受けていない人も対象となる
2022年6月30日から申し込み開始を予定されているのが、「マイナンバーカードの健康保険証としての利用申し込みをした人」と「公金受取口座の登録を行った人」だ。すでに利用登録済みの人も対象となっており、各7500円相当のポイントが付与される。
これら三つを申し込めば、合計で2万円分のポイントがもらえる。その際に注意したいのが、キャッシュレス決済サービスでのチャージや買い物が必要な点だ。マイナポイントを申請しても、キャッシュレス決済サービスを使わなければポイントをもらうことはできない。
現在受付可能な主な決済サービスは、WAON、ほぺたん、au PAY カード、au PAY、dカード、dポイント、nanaco電子マネー、Suica、PayPay、LINE Pay、楽天Edy、楽天カード、楽天Pay、イオンカード、ゆうちょPayなど。主要なキャッシュレス決済サービスにはほぼ対応している。
交通系ICカードやスーパーやコンビニの電子マネーに加え、
クレジットカードやQRコード決済など対応するサービスの種類は豊富