ようやく海外からの入国規制の条件が緩和されてきましたね!

国や条件によっては日本入国後の自宅待機の義務もなくなりましたので、海外出張や海外旅行を再開し始めた方もいらっしゃるかも知れません。

今回は、私が5月にイタリアから日本に一時帰国した際の様子をレポートします。

なお、全て2022年5月時点の情報で、様々な条件や状況は随時変更されますので、ご旅行の際は最新の情報を確認するようにしてください。

目次
イタリア出国前の準備
日本入国時の流れ

イタリア出国前の準備

まず、2022年5月現在、イタリアを含む全ての国からの入国者は出国前72時間以内にPCR検査を受け、医療機関等により発行された新型コロナウイルス陰性証明書が必要となります。

検査証明書は日本の所定のフォーマットでなければならないので、検査の予約時、所定のフォーマットを使用した検査証明書の発行が可能かどうかについても確認することをおすすめします。

また、検査証明書がもらえるのは検査翌日であることが多いので、そのあたりも踏まえてスケジュールを組むことが必要です。

現地に住んでいればまだ情報が入手しやすいものの、旅行先の検査機関を調べたり予約を取るのは容易ではないと思いますので、今海外へ行く場合、個人的にはこの検査証明書の取得が1番ハードルが高いように感じています。

検査証明書の提出について、詳しくは厚生労働省のウェブサイトをご確認ください。

もうひとつ、現地出発前に準備をしておいた方がよいこととして、ファストトラックの登録があります。

ファストトラックとは、アプリ上で申請できる検疫手続きの事前登録で、2022年5月現在、成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港から入国する際に利用可能のようです。

具体的には、MySOSというアプリ上で、日本入国時に必要な質問票の登録や、ワクチン接種証明書のアップロード、検査証明書のアップロード等をしておくことにより、日本到着後にそれらの書面の確認等を省略することができ、手続きにかかる時間が短縮されます。

なお、ファストトラックは日本到着の6時間前までに申請が必要とのことで、日本到着後に申請することはできませんのでご注意ください。

ファストトラックについても厚生労働省のウェブサイトをご確認ください。

イタリア出発時の手続きについては、特別な手続きはほとんどなく、大変スムーズでした。

ただ、国や航空会社によると思いますが、イタリアへの出入国の際の機内等では、2022年5月現在FFP2という規格のマスクの着用が義務付けられているのでご注意ください。

日本入国時の流れ

日本に到着後は入国できるまでにいくつかのステップを踏むことになりますが、早々に唾液による抗原検査の検体の採取をします。

2022年5月現在の日本出入国・イタリア出入国についてレポート!
(画像=『たびこふれ』より引用)

その後、ファストトラックの事前登録が済んでいるかいないかで経路を分けられ、私は登録が済んでいたのでいくつかの手続きを省略できました。

そして抗原検査の陰性結果を持って無事入国できるわけですが、私は日本に到着してから約1時間ほどと、かなりスムーズに空港を出ることができました。

空港を出られるまでの時間は到着時の混雑状況等にもよりますが、ファストトラックを登録していなかった人から、空港を出られるまでに5時間以上かかったという話も聞きましたので、現地出発前に登録しておくことを強くおすすめします。

2022年5月現在の日本出入国・イタリア出入国についてレポート!
(画像=『たびこふれ』より引用)

そして入国後についてですが、2022年5月現在、イタリアからの入国は指定のワクチンを3回接種していて入国時の検査も陰性であれば、以前まで必要とされていた入国後の自宅等での待機が不要となります。

3月までは入国後10日間〜14日間の自宅待機が必要でしたので、かなり大きく緩和されたと言えます。

ただ、指定のワクチン接種が3回完了していない場合や、滞在していた国によってはまだ自宅待機が必要な場合もありますのでご注意ください。

入国後の自宅待機の要否等についても、詳しくは厚生労働省のウェブサイトをご確認ください。