まん延防止等重点措置が解除され、4月の新生活の開始季節を経てゴールデンウィークを迎えました。
新型コロナウイルスの感染者数は依然として低下しきらないものの、ワクチン接種の広がりや全世界的な経済活動再開の波をうけてか、国全体の動きとしても県民割やブロック割などGO TOキャンペーンに準じたサービス拡充の傾向が見られ、「with コロナ」の姿勢が目立つようになってきました。
道外観光や大規模イベントの解禁はもうすぐかもしれませんね。
今回の記事では北海道観光では定番の小樽の観光についてまとめてみました。
札幌からの小旅行、ドライブなどにうってつけの小樽観光スポットを紹介します。
小樽について
札幌から西へ自家用車やJRで1時間弱程度、坂の多い港町です。
北海道を舞台とした人気漫画、「ゴールデンカムイ」でも登場する土地のよう、アイヌの人々や本州からの移住者・出稼ぎの漁師などのニシン漁で栄えたほか、鉄道が敷かれた後は北海道からの石炭、木材、海産物などのコモディテイ物資の輸出港として明治から対象にかけては栄えました。
この時期に大型船と倉庫の間を効率的に行き来して作業するため海岸を埋め立てて造られたのが観光名所として有名な小樽運河です。
これらにより急激に近代にかけて発展した小樽市は最盛期には銀行が25行も支店を出し、北日本随一の金融都市としても有名となりました。この時期建造された運河周辺の建造物や銀行の建物などは当時の様子をうかがい知ることができ、先の大戦時には他の都市のように空爆を受けなかったことにより当時のままの姿を現在に残しています。
また、歴史ファンも多い幕末に活躍した新選組の二番隊隊長「永倉新八」が晩年に過ごした土地としても有名で、記念館や複数ある墓のひとつも小樽市中央墓地にあります。

小樽駅
JR札幌駅から40-50分、片道750円で指定席Uシートは+530円です。港町として北海道の寿司グルメが有名で駅構内には立ち食い寿司の伊勢鮨 駅中店もあり気軽に楽しむことができます。伊勢鮨はミシュラン1つ星も獲得しており、本店と同じクオリティを立ち食いで気軽に楽しめることは嬉しいですね。
価格も3貫セット715円~、おまかせ握り6貫1650円から注文することができ、価格も回らないお寿司屋さんとしてはリーズナブル。
また隣り合っている売店にはこちらも小樽グルメとして有名な「なると屋」の出店もありお土産として購入することも可能です。
駅を出てすぐの駅横には「三角市場」があり、新鮮な海産物や海鮮丼を楽しむこともできます。
