IT業界に携わる前までは、ハッカーと聞くと「サイバー攻撃を仕掛ける人」というイメージしかありませんでした。セキュリティ業界を取材する中で、そういった攻撃者をブラックハッカーやクラッカー、反対に知識と技術を善良な目的で使い支援する人をホワイトハッカーと呼ぶことを知りました。

GMOサイバーセキュリティbyイエラエが銀行向けセキュリティサービス「GMOサイバーセキュリティfor銀行」を発売しました。ホワイトハッカーによるリスク評価や診断、ペネトレーションテスト(侵入テスト)、発見されたリスクへの対策支援をパッケージ化して提供します。

同社の牧田誠・代表取締役CEOはサービスの最大の特徴としてホワイトハッカーの技術力を挙げていました。牧田CEO自身もホワイトハッカーとして豊富な実績があることから、ホワイトハッカーの気持ちを理解し、技術を磨ける環境を用意することを心掛けていると話していました。実際、他の診断サービスでセキュアだとされたシステムでも同社のホワイトハッカーが診断すると高い確率で発見するそうです。

今後は銀行以外の業種向けのサービス提供も計画するなど、事業拡大を図ります。牧田CEOの目標である「日本を守る」の実現に向けてこれからも挑戦は続きます。(岩田晃久)

提供元・BCN+R

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