OniGoに馴染みのないユーザーにも利用してほしい
――どのようなユーザーが、Uber Eats上で、OniGoの商品を購入すると期待していますか?
梅下:OniGoアプリでのコアユーザーは、「子育てをしている家庭」が多いのですが、Uber Eatsには多様なユーザーがいるので、より多くの人にOniGoのダークストアの商品を購入いただけると思っています。OniGoのユーザーは、必ずしも他のフードデリバリーサービスを利用しているわけではないことも分かっていますので、これまでOniGoに馴染みのなかった方にもOniGoを体験していただけるのではないでしょうか。
ブロヴキナ:やはり、生鮮品、グロサリー商品の選択肢が増えたことは、Uber Eatsのユーザーにとってうれしいことだと考えています。コロナ禍で、外食のデリバリー需要だけでなく、普段使いの商品のデリバリー需要が拡大していて、この流れ自体は不可逆です。OniGoさんのダークストアの商品は、生鮮品やグロサリー商品のうち、頻度品を揃えていますので、「外出せずに普段の買物を『今すぐ』済ませたい」と考えている方には便利な体験を届けられるでしょう。
――資本提携に踏み込む可能性はありますか?
梅下:まだ、提携を始めたばかりなので、お互いを知る時間が必要かなと考えています。
ブロヴキナ:その点については、今日アナウンスできることはありません。
Uber Eatsのグローバル戦略としてのQコマース、OniGoが目指す「Qコマースの在り方」、ネットスーパーとの競合・・・、2人の対談の続きは、「ダイヤモンド・チェーンストア誌6月15日号」をご覧ください(ダイヤモンド・チェーンストアオンライン有料会員向けに同記事の配信を致します、お楽しみに)。
提供元・DCSオンライン
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