2022年6月末で月1GB以下0円のサービスを終了する「楽天モバイル」。これまで0円運用してきた人は、解約するかほかのサービスへの乗り換えを検討していることだろう。なかでも、今申し込みが殺到して注目を集めているのが、格安SIMの最大手「IIJmio(アイアイジェイミオ)」だ。いったいどうしてそんなに人気なのか? 今回は「IIJmio」の料金プランやお得なキャンペーンについて解説したいと思う。

楽天モバイルが月1GB以下0円を終了して大混乱!

これまで月1GB以下なら0円という破格のサービスで加入者を集めてきた「楽天モバイル」。しかし、2022年6月末で月1GB以下0円のプランが終了され、7月1日からは最低でも月3GB以下で月額1,078円かかるようになった。

この発表の直後から、これまで楽天モバイルを0円運用していたユーザーは、基本料0円で運用可能な「povo2.0」に乗り換える人が殺到する事態に!

そんななか、povo2.0と同じように楽天モバイルからの乗り換えが殺到し、本人確認手続きや商品の発送が遅れたと見られているのが「IIJmio(アイアイジェイミオ)」である。

大手キャリアしか使ったことのない人には馴染みがないだろうが、「IIJmio」は格安SIM業界の最大手。料金プランはそこそこ安いが、さすがに基本料0円ではない。それなのに、どうしてそんなにIIJmioに申し込みが殺到したのだろうか……?

楽天モバイルからの乗り換えが殺到中!? 格安SIM「IIJmio」がメチャお得すぎて筆者も納得したワケとは?
(画像=こちらがIIJmioのお知らせ。申し込みが殺到して本人確認手続きや商品の発送が遅延していると公表されている。いったいどうして?(画像は「IIJmio」公式サイトより転載)、『オトナライフ』より引用)

IIJmioって何? どんな料金プランを提供しているの?

楽天モバイルからの乗り換え先候補はたくさんあるが、どうして今回IIJmioに申し込みが殺到したのだろうか?

そもそも、IIJmioは格安SIM最大手で、音声付プランは月2GB以下なら月額850円、月4GB以下なら月額990円で利用できるほか、データ専用(音声通話なし)の「eSIM」であれば、月2GB以下で月額440円、月4GB以下なら月額660円とお得に利用できる。

また、IIJmioのギガプランはドコモ回線とau回線が選択でき、高速5G回線も無料で利用できる(eSIM、SMS機能付きSIM(タイプD)は不可)ようになっている。

ほかにも、余ったデータは翌月に繰り越せるし、データの追加は1GB/220円でできる。もちろん2年縛りや解約料などもない。

とはいえ、日本通信の「合理的シンプル290プラン」なら月1GBで月額290円。ソニーグループの「nuroモバイル」では月3GBプランが月額792円、月5GBが月額990円なので、IIJmioの料金が特別安いわけはないのである。

楽天モバイルからの乗り換えが殺到中!? 格安SIM「IIJmio」がメチャお得すぎて筆者も納得したワケとは?
(画像=IIJmioは、2022年5月31日までに申し込むと12カ月間データ通信量を1GB増量。また、光回線とセットで利用すると月額660円引きになるのが大きい(画像は「IIJmio」公式サイトより転載)、『オトナライフ』より引用)