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中村航輔(ポルティモネンセ/ポルトガル)
ロシアW杯(2018)メンバーの1人であり、次世代の守護神との呼び声も高かった中村航輔。森保ジャパン発足当初は招集を受けていたが、2019年の「EAFF E-1サッカー選手権」以降は出場機会を得られていない。
元々国内での評価は高く、これまで各世代の代表でも守護神としての役割を果たしてきた中村。フル代表デビューの北朝鮮戦(2017年12月9日)で安定したパフォーマンスを発揮し、度重なるビッグセーブも披露したことから期待値は一気に高まった。
しかし、2021シーズンにポルティモネンセへ移籍してからは、出場機会も少なくくすぶっている状態が続いている。27歳とGKというポジションの年齢を考えるとまだまだ若いが、招集確率は下がるだろう。
川口能活以来の数少ない「魅せる」GKとも言われる中村。能力ももちろんだが、日本のサッカーファンを湧かせる存在としても、代表への返り咲きが待たれる選手の1人である。
東口順昭(ガンバ大阪)
Jリーグ屈指のGKの1人である東口順昭。前回ロシアW杯(2018)でも、最終的にメンバー入りを果たしている。
年齢的には36歳と、精神的な支柱としての役割も川島と被っている部分が多い。加えて今2022シーズンは、怪我の影響もありまだリーグ戦に出られていない。現状ではカタールW杯メンバー入りはかなり難しいとの見方ができるだろう。
しかし、ガンバ大阪に移籍した2014年以降、昨シーズンまではリーグ戦のほとんどで出場。結果Jリーグ戦通算の出場試合も350を超え、その経験値は疑う余地がない。早々に復帰し返り咲きを果たせるか、今後の動向に注目だ。
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大迫敬介(サンフレッチェ広島)
サンフレッチェ広島には代表招集経験のある大ベテラン林卓人がおり、チーム内のライバルにも恵まれている大迫敬介。
2019年から東京五輪世代の頂点として正GKの座を守っていたが、直前で谷にポジションを奪われ、五輪本大会での出場は叶わなかった。フル代表においても、カタールW杯アジア最終予選では谷が選出され続けてきた。
しかし、W杯本大会前の数少ないテスト機会として位置づけられる6月のキリンチャレンジカップ(2日にパラグアイ、6日ブラジルと対戦)及びキリンカップサッカー(10日ガーナ、14日チリと対戦)に臨む日本代表メンバーには、これまでの谷ではなく大迫が選ばれた。
いずれにしても次代を担う守護神候補なだけに、まだまだベテラン勢が強い日本代表でも出場機会を得られる活躍を期待したい。
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