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サイズ・毛色・体重など
チワワの歴史

サイズ・毛色・体重など

チワワの基礎知識を学ぼう!飼い方・歴史・飼育費用・ケア方法を解説
(画像=『equallLIFE』より引用)

チワワは片手で簡単にだきあげることのできるサイズが一般的です。しかしペットとしてくらすチワワの中には5㎏、8㎏と大柄になるタイプもいます。特にオスは、このような傾向が強く見られます。

JKCによるチワワのサイズ基準は

理想体重:1.5 kg ~3 kg

体高の基準はありません

JKCのドッグショーでは、500 g~1.5 kgは許容されます。体重が500 g未満、3 kg超の場合は失格とされます。

チワワにより小柄さを求める風潮もありますが、必要以上に小柄化を求めたり、過度な食事制限を行うことは低血糖や発育不良の原因となることがあります。

チワワの毛色は

  • レッド
  • フォーン
  • ホワイト
  • クリーム
  • ブラック&タン
  • ブリンドル
  • チョコレート&タン

このほかにも、様々な毛色があります。チワワの毛色は「マール」以外すべて認定されます。

ただ中にはブルーなど、繁殖に適さないとされる毛色もあります。

チワワの毛質は2種類です。

  • ロングコート
  • スムースコート

ロングコートは耳や尾、首回りに豊富な飾り毛が生え揃います。被毛は3,4歳を目途に生え揃います。特にオスは毛量が多く、見た目の豪華さが魅力です。

チワワの飾り毛は、一定の長さで自然と抜け落ち、生え変わります。定期的なカットは必要ありません。暑さ対策やブラッシングの手間解消のために、飾り毛を切ってしまうと、再度生え揃わない場合があるので注意しましょう。

スムースコートは、非常に短い被毛で、まるで地肌のように手触りです。お手入れが簡単な反面、寒さに弱いので洋服の着用など寒さ対策が必要です。

交配をさせる場合、ロングコートとスムースコートを両親に持ち、生まれた子犬は毛量が少ない、飾り毛が短い、少ないといった毛質を持つことがあります。

チワワは比較的アレルギー発症リスクが低く、加齢やホルモンバランスの乱れによる脱毛といったトラブルの発症数も少ないといわれています。

チワワの歴史

チワワの基礎知識を学ぼう!飼い方・歴史・飼育費用・ケア方法を解説
(画像=『equallLIFE』より引用)

チワワの原産国はメキシコのチワワ州です。「トルテカ」文明時代に先住民により捕らえられ、納屋でネズミを追い払う役割を担っていたことが家畜化されたきっかけだといわれています。

小さな体ながらも好奇心が旺盛で、独立志向が強いことから、飼い主の支持を待たず、独断でネズミを追いかけ、寝起きをする生活を送っていました。

その後、イギリスやアメリカを中心としたドッグショーブームが起こり、チワワが参加すると、あまりに小さな犬に誰もが魅了され、現在のような室内飼育のペットとして定着をします。

しかし元来の気質は変わらず、時に激しく吠え立てることや噛みつくことも珍しくありません。

日本では2002年に放映されたテレビCMがきっかけとなり、白い毛色のチワワが一大ブームとなりました。それまでのチワワはスムースコートが主流だったこともあり、このブームはかつてない盛況さをみせます。

ブームは数年で落ち着いたものの、チワワの人気は続き、現在でも人気犬種上位に必ず入る人気犬種です。