超グローバル時代における、超排他的村人思考

現代は超グローバル時代です。あらゆる国は経済的、政治的に繋がっており、どこかの国で何かが起これば、池に投じた小石が波を立てるように影響として波紋が広がるようになっています。ビジネスも世界で分業化が推進している時代です。

そんな時代を生きていく上では、多様性を理解することが極めて重要です。日本にも年間3,000万人もの外国人観光客が押し寄せ、我が国もますますインターナショナルになっていくでしょう。

そんな超グローバル時代において、「自分と違う思考の持ち主は悪だ」と村八分的に扱う思考を持っていては、人生の生存戦略上の観点で見ると非常に不利になります。異への理解を受け入れられないのは排他的な村八分思考です。このような思考が効力を発揮するのは、極めて狭いコミュニティに限定されるでしょう。

悪口を言い合って自己肯定感を得ている人たちは、ひとたび今いるコミュニティから抜け出した後に非文化的な思考で文化的な世界を生きるのは不利になります。世界でボーダーレス化が進む昨今、視野狭窄に陥る思考から脱却することが必要なのではないでしょうか。

「悪口を言わない人は信用できない」という排他的村人思考の持ち主
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表

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文・黒坂 岳央/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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