
アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(25)は18日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝・レンジャーズ戦で先発出場。PK戦の末に勝利してタイトルを獲得した。そんな鎌田大地にはすでに複数クラブからの関心が伝えられているが、トッテナム・ホットスパーも同選手の獲得を狙っているようだ。18日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
鎌田大地は先月14日のEL準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦で追加点をアシスト。先月28日のEL準決勝1stレグ・ウェストハム・ユナイテッド戦でも決勝ゴールをあげるなど、欧州の舞台で活躍。すでにセビージャからの関心が伝えられているほか、準決勝2ndレグウェストハム戦ではリーズ・ユナイテッドをはじめ複数クラブのスカウト陣が同選手の視察に訪れたと報じられていた。
そして18日開催のEL決勝・レンジャーズ戦でもスタメン出場すると、67分にシュートを放つなど存在感を発揮。PK戦では3人目のキッカーを任せられると、プレッシャーのかかる中でも落ち着いてゴールネットを揺らしていた。フランクフルトはPK戦でキッカー5人全員が決めて5-4で勝利。42年ぶり2度目の優勝を飾るとともに、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権も獲得した。
フランクフルト優勝で歓喜に沸く中、『ビルト』は「トッテナム・ホットスパーが、鎌田大地の今夏獲得レースに参戦した」と報道。鎌田大地のプレースタイルについて「鎌田大地は香川真司のスタイルに似ているところが多いが、ワイドに展開したりセカンドストライカーとしてプレーしたりと、より多才な選手である」と評するとともに、欧州カップ戦で好パフォーマンスを発揮している現状に触れている。
また記事内では「鎌田大地の素晴らしいパフォーマンスは、トッテナム・ホットスパーにとって魅力的だ。タンギ・エンドンベレとジオヴァニ・ロ・チェルソが放出されそうな中、トッテナムはこの夏、ソン・フンミン、デヤン・クルゼフスキ、ハリー・ケインといった選手を補える新しいプレーメーカーを探しているようだ」と綴られている。
なお、鎌田大地は昨年8月にもプレミアリーグ移籍が噂されていたが、正式なオファーは届かずフランクフルトに残留していた。ELの舞台で12試合中11試合の先発出場で5ゴールと本来のパフォーマンスを発揮しただけに、複数クラブによる争奪戦は必至とみられる。
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