神戸元監督フィンクが中東移籍へ!ラトビア1部クラブと契約解除
(画像=トルステン・フィンク監督(写真左) 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸元監督であるトルステン・フィンク氏は、中東クラブの指揮官就任間近となっているようだ。17日、ドイツメディア『SPOX』が報じている。

 現在54歳のフィンク氏は2020年9月、家庭の事情によりヴィッセル神戸指揮官を退任。シャルケや中東クラブからのオファー却下が伝えられる中、1年以上の無所属期間をへて今年1月にラトビア1部のリガFC監督に就任していた。フィンク監督のもとで2022シーズンに臨んだリガFCは、ここまでリーグ戦で8勝1分4敗と好調を維持。首位ヴァルミエラから7ポイント差の4位につけていた。

 その一方でUAE紙『アル・バヤン』は今月9日、UAE1部のアル・ナスルSCは2022/23シーズンにむけてフィンク氏の招へいを検討していると報道。金銭面の理由で解任したハビエル・カジェハ前監督の後任候補として、フィンク氏を最上位に挙げていると伝えていた。

 すると、リガFCは今月17日にフィンク監督の退任を発表。リガFCの声明によると、同監督には他クラブからのオファーが届いており、監督サイドから違約金を受け取り契約解除することで合意に達したという。

 また『SPOX』はフィンク氏の今後について「フィンクの新しい職場はドバイにある。アル・ナスルSCが彼を獲得するはずだ。両者は間もなく契約書にサインするものとみられる」と報道。『アル・バヤン』の既報通り、中東移籍が確実という見解を示している。

 なお、フィンク氏は2019年6月にヴィッセル神戸の指揮官に就任。2019シーズンのJ1リーグこそ8位に終わったものの、天皇杯の決勝・鹿島アントラーズ戦で勝利し、クラブに初タイトルをもたらしていた。しかし2020シーズンは序盤から苦戦を強いられると、シーズンなかばでチームを離れていた。

提供元・Football Tribe Japan

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