柔道の補強でウエイトトレーニングを始めた榎田大人選手。ボディビルを始め、昨年は日本ジュニアの舞台に立った。ここでは榎田選手のトレーニングについて聞いた。

取材:FITNESS LOVE編集部 大会写真:中島康介 写真提供:榎田大人

世界を見据える将来有望なバルク派ボディビルダーの筋肉強化法
(画像=『FITNESS LOVE』より引用)

ーートレーニングをはじめた理由を教えてください。

「元々小4から大学1年生まで柔道をやっていて、その補強で小学5年生のころにジムでトレーニングを始めました。初めは市営の体育館についているジムで父と兄と3人でトレーニングをしていました」

ーーボディビル競技についてはいかがでしょうか?

「この競技に興味を持ったのは高校3年生のころで、柔道を引退して何か目標を探していたときに、YouTubeでフィットネスの存在を知ってそこから本格的にボディメイクを始めました」

ーートレーニング歴どのらいになるのですか?

「11年です。ボディメイクは4年です」

ーートレーニングをはじめてからの、まわりの反応はいかがでしたか?

「ボディメイクを始めて食事をかなり変えたので、身体がみるみる変わりました。周りからも『1ヶ月足らずですごい』と褒められるようになりました」

ーー現在のトレーニングの分割を教えてください。

「脚四頭→胸→背中→ハム・お尻→肩→腕の6分割で行っています」

ーートレーニングでこだわっていることは何ですか?

「トレーニングの記録を毎回取っていて、前回よりも1キロでも1レップでも上げるようにこだわっています。

ーー重量設定はいかがですか?

「8~12回行える重量で少しずつ伸ばしています」

ーートレーニング中に意識していることは?

「最大収縮とストレッチをしっかり行い全可動域を使うように行っています。力が付けば筋肉が付くと思って高重量を扱うようにしていますが、出来る限りストリクトに行うようにしています。トレーニング時間は1時間半くらいで集中して出し切るようにしています」

ーー今年の目標は何でしょうか?

「今年は宮崎県選手権、南九州、日本ジュニア、九州選手権、西日本選手権の5大会に出場する予定なので、全て優勝するつもりで挑みます!」

ーー今後の目標を教えてください。

「JBBF の最高峰である日本選手権で優勝したいです!その後は僕の師匠でもある山岸秀匡さんのようにIFBB PROとして世界で活躍したいです!ミスターオリンピアでの優勝が僕がこの競技を始めたときからの目標です!」