目次
■こだわり抜いた、世界のサウナ4種を堪能できる
■水風呂は、超低温とぬるめの2種。連続水風呂で、ととのいを極める!
皆さん、こんにちは!
年間延べ500施設以上、全国津々浦々のサウナに通っている温浴施設の経営コンサルタントのサウナ王、太田です! サウナ入ってますか!
先日、若いサウナ仲間とサウナ談義をした時に「GWのサ旅はどこ行くの?」と聞いたら、「暖かくなってきたので、白銀荘に行きたいです! それとニコーリフレ、メープルロッジも。北海道には他にもいろいろありますけどね。でも、やっぱり、まだ行ったことがないので、湯らっくすに行ってMAD MAXボタン押してみたいですよね! 北海道か九州か迷いますね!」とのこと。
「なるほど、北海道とか九州のサ旅は楽しいよね。ちなみに関西で一番行きたいサウナはどこ?」
「関西ですか? そうですね、関西で一番行ってみたいのは神戸サウナですかね?」
彼だけではなく、まだ関西のサウナに行ったことがない若いサウナーに、関西のいきたいサウナ施設を聞くと、ほぼ全員から名前が上がるのが「神戸サウナ&スパ」なんだよね。
なので、今回は「神戸サウナ&スパ」の話をしようと思う!
神戸サウナはもともと老舗のサウナ施設だったんだけど、阪神淡路大震災で倒壊して営業ができなくなったので、ビルを再建して、1997年にオープンした施設なんだ。
まずは、4つあるサウナ室から紹介しよう。
■こだわり抜いた、世界のサウナ4種を堪能できる

一つ目はメインサウナ室。30人以上が入れる大きさで、スタッフによるロウリュサービスが30分に1回という日本一の開催数を誇るサウナ室。ちなみに以前はいつ行っても20分に1回やっていたから本当に凄いと思うよ。
ところでメインサウナ室の前面の壁は、ストーブ周り以外がほぼガラスだから、圧迫感もなくて広々と感じるんだよね。温度は、110℃ほどでかなり高温。
レンガのフェンスに囲まれたサウナストーブの上に大量のサウナストーンが置かれているから、ストーブ前の最上段に座るとかなり熱いんだよね。熱いのが好きな人は、ロウリュサービス時にストーブ前の最上段に座ってみてね。

二つ目はフィンランドサウナ。入口にはヴィヒタが置いてあり、セルフロウリュもできるサウナ室。
ストーブや木材もフィンランドから輸入したという力の入れようで、本場の雰囲気を体験できるぞ。まだまだセルフロウリュができる施設が少ないから、関西在住でまだ体験したことがない人はぜひ体験してほしいよね。

三つ目は塩サウナ。一般的な塩サウナは温度が低かったり、ミストとかスチームサウナだったりするけど、ここの塩サウナは80℃を超えているから、ミストやスチーム系が苦手なサウナ愛好家もぜひ体験してもらいたいと思う。
サウナ室の中央には、山盛りに盛られた塩があるんだけど、それだけでなくなんと床も一面、塩、塩、塩! まるで塩の上を歩いているような感じ。この贅沢感がいいんだよね!

そして4つ目はハマーム。なんと! 神戸サウナ&スパにはハマームがある!
トルコ風呂の名前で知られるハマーム。神戸サウナ&スパは、このハマームが体験できる日本で唯一のサウナ施設だと思うんだよね。本場のハマームに忠実に、大理石で豪華に造られているぞ!
室内は低温多湿になっているので、高温サウナが苦手な人やミストサウナのミスト自体が苦手な人にもオススメだ。
ちなみに関西のサウナ施設に多いサウナパンツの貸し出しだけど、神戸サウナ&スパはサウナパンツを常設していて、サウナに入る度にいつでも新しいサウナパンツを着ることができる。さらに一人用サウナマットも使い放題という贅沢な施設なんだ。
■水風呂は、超低温とぬるめの2種。連続水風呂で、ととのいを極める!

次は水風呂を紹介していくね。一つ目は、露天にある水風呂。水温は11.7℃。なぜ11.7℃かというと、阪神淡路大震災のことを風化させないために、発生日の1月17日にちなんでいるんだ。俺も被災者だからこの水風呂に入ると感慨深いんだよね。
実は俺も最近、シングル慣れしている。シングルに入ると電撃が走って痺れを感じるけど、11.7℃だと刺さらないし、痺れずにピリッと締まる感じがいいんだよね。
二つ目は浴場内の水風呂。

この水風呂は深い一人用の水風呂。温度は23℃だから、水風呂が苦手な人も大丈夫だし、11.7℃の後に連続で入ると超気持ちいいんだよね。