町の様子は?
筆者が住むシチリアは、夏を目前に活気を取り戻しつつあります。
例えばシチリア屈指のリゾート地タオルミーナでは、コロナ前と比較するとスタートは遅かったものの、観光シーズンが本格的に始まり、ホテルやお土産屋さん等はほぼ全てオープンしました。

<賑わいを見せる、タオルミーナで最も有名なバールの一つ>
イタリア人やEU諸国からの観光客だけでなく、北米やアジアからの観光客の姿も少しずつ増えてきました。
また、5月1日以降、屋外ではマスクをしない人がほとんど。雰囲気も明るくなり、ようやく町にコロナ前を思わせるような活気が戻ってきたなと、何だか嬉しくなります。

<タオルミーナの4月9日広場>
ちなみに下の写真はちょうど1年前、2021年5月初旬に、上の写真と同じ角度から撮影したタオルミーナの広場です。全く人がいませんね。

<2021年5月に撮影した写真>
さいごに
約2年、自由に海外旅行できない状態が続いてきました。イタリアの地を踏みしめたくてうずうずしている方も多いはず。前述のように、観光シーズンもスタートしていますので、皆さまもそろそろイタリア・シチリア旅行の準備や情報収集を始められてはいかがでしょうか。
なお、本記事でご紹介したのは、2022年5月時点での情報です。6月15日までを期限としている規制もありますので、今後の変更にもご注意ください。今より厳しい規制になることは考えにくいですが、旅行の際には最新の情報をご確認ください。
ロックダウンをしていた2020年5月、徐々に規制緩和されてきた2021年5月に、新型コロナウイルスに関する記事を書いております。当初はヨーロッパの震源地とまで言われたイタリアがどのように変わってきたのか、気になる方はぜひご覧ください。
文・写真・サエコ/提供元・たびこふれ
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