ほとんどのクルマに付いているエンブレム、車種名やメーカー名、そして機能やエンジンの性能を表すものまで様々。これらをどうすれば最も簡単に剥がせるのでしょうか?今回はその方法をご紹介したいと思います。

Chapter

なぜエンブレムを剥がすのか?

エンブレムはどのように付いてる?

まずはエンブレムを温める

ヘラや糸を使って綺麗に剥がす なぜエンブレムを剥がすのか?

エンブレム X drive 35i

車のエンブレムはどうすれば簡単に剥がせるのか?
(画像=『CarMe』より 引用)

たとえば、ドイツなどでは比較的多くのクルマがエンブレムを付けずに走っています。メルセデス・ベンツ、アウディ、BMWなど、通常であれば、『E350』や『320i』などといったエンブレムが付いているはずなのに付いていないクルマが意外と多いのです。

これは、もともとドイツではメーカーに発注する際、『エンブレム無し』というオプション発注ができる車種が多いこともあり、リア周りをスッキリ見せたい場合や、廉価グレードであることを隠す目的で付けないことが多いようです(日本でもポルシェなどは『エンブレム無し』で発注可能)。

また、いわゆる『エンブレムチューン』と言われる上級グレードのエンブレムを取り付ける際にも剥がす必要がありますね。たとえば、『SL350』なのに『SL600』のエンブレムを貼るなどです。

ちなみに、日本に入ってくる日本仕様の輸入車や日本車の多くはそのようなエンブレム無しのオプション選択が出来ないので、もし剥がしたい場合は納車の際にディーラーに作業を頼むか、自分で剥がすしかないのです。

エンブレムはどのように付いてる?

車のエンブレムはどうすれば簡単に剥がせるのか?
(画像=『CarMe』より 引用)

一昔前はボディにエンブレムの位置決め用の穴が空いており、そこにエンブレムから出ている突起をはめ込む形で付いていることが多かったのですが、最近のクルマはほとんどが単純に強力な両面テープで付いています。

エンブレムの位置は工場で位置決め用のガイドを使って貼り付けるので、位置がズレていたりすることはまずありません。

クルマに詳しくない方などは、両面テープで付いていると聞くと驚かれる方も多いのですが、実はそういう単純なものなのです。