フランス発のスポーツブランド「デカトロン(DRKATHLON)」は、日本上陸1号店の西宮店(兵庫県)を6月19日に、2号店の幕張店(千葉県)を7月10日に閉店する。「デカトロン」は1976年にフランスで誕生した、世界61カ国に店舗展開するスポーツブランドで、デザインから開発・販売まで自社で行いコストを抑えた価格で提供している。西宮店は2019年3月に、幕張店は2020年5月にそれぞれオープンし、2015年には全世界で店舗数が1000店を超えたが、日本国内においては実店舗は早期撤退となった。今後は、自社ECサイトや楽天市場店、パートナー企業の販売店などで販売する。

デカトロンジャパンのロック・ニコラ・パスカル(Nicolas Pascal ROQUES)CEOは、「この度、変化する市場環境とお客様のニーズに迅速に対応すべく、新たなビジネスモデルを展開することを決めました。デカトロンのプロダクトは日本市場においても大変ご好評をいただいており、ここ数年の成長は著しいものがあります。この成長を加速させるために、将来を見据えた戦略を採用することにいたしました。直営店2店舗が閉店となる一方で、自社ウェブサイトでの販売を強化するほか、パートナー企業と連携し、オンラインと実店舗の両方において取扱店舗の拡大を計画しています」とコメントしている。

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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