「アイアンの飛距離を伸ばしたい」
スコアを伸ばしたい願望と同様に、アイアンの飛距離を伸ばすことは、すべてのゴルファーの方が持っている願望ですよね。
しかしアイアンの飛距離はなかなか出ないし、飛距離を伸ばすための練習方法もわからないという方も多いでしょう。
そこで今回はアイアンの飛距離を伸ばす4つのポイントや、その練習方法、男女別のアイアンの平均飛距離など、アイアンの飛距離のことで悩んでいる方に向けて様々な情報をお届けします。
目次
01アイアンの平均飛距離とは【飛距離早見表】
02アイアンの飛距離を伸ばす4つのポイント
01アイアンの平均飛距離とは【飛距離早見表】
アイアンの平均飛距離とはどのくらいなのでしょうか?
アイアンでのショットは狙ったところにボールを落とすことが一番の目的なので、遠くに飛べばいいというものではありません。
しかし一般的にどのくらいアイアンで飛距離が出るものかを目安として知っておくことも大事です。
ここでは、あくまで参考値として男女別にアイアンの平均飛距離を紹介します。
クラブ | 男性 | 女性 |
2アイアン | 195ヤード | 135ヤード |
3アイアン | 180ヤード | 125ヤード |
4アイアン | 170ヤード | 120ヤード |
5アイアン | 160ヤード | 110ヤード |
6アイアン | 150ヤード | 100ヤード |
7アイアン | 140ヤード | 90ヤード |
8アイアン | 130ヤード | 80ヤード |
9アイアン | 115ヤード | 70ヤード |
PW | 105ヤード | 60ヤード |
AW | 95ヤード | 55ヤード |
SW | 80ヤード | 50ヤード |
02アイアンの飛距離を伸ばす4つのポイント
「アイアンの飛距離を伸ばせれば、もっとスコアが良くなるのに」
「ショットの飛距離を伸ばすこと自体が楽しみ」
などと、様々な理由でアイアンの飛距離を伸ばしたいと思っているゴルファーの方は多いですよね。
ここでは、アイアンの飛距離を伸ばす4つのポイントを解説します。
- ドライバーと変わらず打つ
- ハンドファースト
- ロフトを立てる
- ヘッドスピードを上げる
アイアンで飛距離を伸ばしたい場合、ドライバーとはクラブの形も違うので、スイングも違う打ち方をしなければいけないと思っている人も多いでしょう。
しかし基本的にはドライバーを打つ場合と同じスイングでアイアンを打つことが、安定して飛距離を出せるようにするための方法です。
ドライバーとアイアンで打ち方を変えてしまうと、スイングが2つ必要になってしまい、コースに出たときにそれぞれのクラブで違う打ち方をしなければいけなくなります。
すると安定性もなくなり、調子の波も大きくなってしまうので、一番大事なスコアを落とすことにもつながるのです。
さらに2つの打ち方をマスターしなければならないということは、タイミングも複雑になり、単純に1つのスイングをマスターするときと比べ、倍の練習量も必要となってしまいます。
ですからアイアンを打つときには、ドライバーの時と変わらず打つようにしましょう。
ハンドファーストとは、クラブをボールにインパクトする際に、クラブより先に自分の手をボールを打ち出す方向に持っていくスイングのことです。
アイアンで飛距離を出すためには、ハンドファーストでインパクトすることを心がけることが何より重要となります。
ハンドファーストでボールを打つ際には、インパクトする瞬間は体を開いてボールにインパクトすることで、よりアイアンの飛距離が伸びるようになります。
注意点としては、体を開いて打つ分、左肩が上に上がってしまうので、その分体を下に沈めるイメージでスイングすることです。
そしてもう一つ注意点があります、ハンドファーストで打つと、フェースが外側に開いてしまうことが多くあるので、フェースが開かないように左手の甲を地面に向けるイメージで打つといいでしょう。
アイアンで飛距離を出すにはロフトを立てることも重要です。
ハンドファーストでスイングすると自然とロフトが立つようになります。
例えば、7番アイアンで打ってもハンドファーストのスイングができていれば、5番や6番のロフトになるんです。
そしてロフトが立てば立つほどアイアンの飛距離は伸びることになります。
逆にクラブが寝れば寝るほどボールは上に飛んでしまい、距離が出にくいです。
ハンドファーストでロフトを立てて打つことで、スイングの最下点がボールのインパクト後の飛球線側にいきます。
その動きができることで、ボールにスピンが加わり、キャリーも出ることでアイアンの飛距離がより伸びるのです。
アイアンの飛距離を伸ばすにはロフトを立ててスピン量を増やすことが重要だと覚えておきましょう。
アイアンで飛距離を伸ばすには、ヘッドスピードを上げることも重要な要素です。
アイアンはドライバーより短いものの、重量はアイアンの方が重く、遠心力も加えにくいため、ヘッドスピードが遅くなります。
例えばドライバーで46m/sのヘッドスピードを持っている人が、PWになると同じようにスイングしても35m/sになります。
ボールを遠くに飛ばそうと思うと、どうしても力を使って遠くに飛ばそうとしがちですが、どちらかというと、力を使って打とうとするよりヘッドスピードを上げて打つ方が飛距離を伸ばすには大事です。
力をスピードに変えるということですね。
右利きの方は右腕で打とうとするよりも、左手でリードしてあげるようなイメージを持つと上手くいくでしょう。