川下り!
川に到着すると、まずは記念撮影。

ラフティングを体験しているときには、自分のスマホやカメラの持ち込みはできませんが、カメラ係のスタッフさんがボートを追いかけて川岸から撮影してくれています。

そしていよいよボートに乗り込み、川を下っていきます。
ボートに乗り込むと、ガイドの自称?外国人Fさん「ジツはボク、ヒミツなんだけど、こうミエてガイコクジンなんデスよー。」──いや、どこからどう見ても外国人!──の軽快なトークが炸裂します(笑)
「・・・じゃミナサン、ボートのハシに座ってセナカから川にオチてクダサーイ!」
・・・なんて?今なんて?
ニコニコ顔でFさんの話を聞いていた私の顔は、一瞬で凍りつきました。
私、カナヅチなんです。泳げないんです。
シャワーでも顔を洗っていてもたまに溺れそうになるのに、川に落ちる?
それは、自殺行為というものです!
Fさんに対する抗議が頭の中をかけめぐり、なんとか落ちなくても済む方法を必死で考えていると・・・。
あ・・・っというまに、隣に座っていた娘に引きずられるままに、川へダイブ!
しぬしぬしぬ!!し・・・・なないわ。
すごい浮力!安心感!
圧倒的カナヅチの私でも、ちゃんと?浮けています。
ただ、泳いで進むことはデキナイので、咥えられた子猫のようにFさんに回収されました。

一度落ちてしまうと、そこからはもう、慣れたものというか、もうどうにでもなれ、というか。
夏の川は流れが比較的緩やかなので、川と遊ぶのが主体の川下りです。
Fさんもわざとボートを揺らして転覆させたり、パドルで引っ張って落としたり。
水鉄砲を持ち出してきて、仲間のボートと打ち合いをしたり・・・。
「進まないヨー!漕いで!イチ!ニー!イチ!ニー!アイツらに負けるナ!漕いで!」
仲間のボートと突然レースが始まったり。
ときどき急になる流れには、みんなで必死にパドルを漕いで岩場を回避します。
それでも岩場にぶつかってしまってボートが後ろ向きになるのも何だか楽しい♪
全てが初体験、非日常の体験です。

そもそも、川を真ん中から眺める、ということが初めての体験・・・。
川の流れに乗って、両側に広がる川岸をゆっくり眺め、耳をすませば川のせせらぎが自分の下からも聞こえてきます。
川の流れに身を任せなければ感じることのできない感覚・・・これは、クセになります。
ラフティングにリピーターが多いことにも納得できます。

こうやって川の流れに癒やされたり、ジャンプ台を作って川に飛び込んだり、ボートから落ちて回収されたりしているうちに終点に到着。 川下りを始めてから2時間弱も経っているのに、あっという間でした。
みんなで協力してボートを引き上げ、パドルも片付けてバスに乗り込み、更衣室に戻ってドライスーツを脱いだら、終了です。
──楽しかった!!
まとめ
初めてのラフティングでしたが、想像以上に楽しめました。
今回は夏のラフティングでしたが、ラフティングは一年中体験できるそうです。
春は雪解けで増水した川を、パドルを使って岩を躱しながらひたすら漕いで下って行く、体育会系。
夏はファミリーでも楽しめるレジャー系。
秋は川岸の紅葉を川の中から愛でる芸術系。
冬は川の中の岩が雪の帽子を被った様子や、木々の樹氷に囲まれる体験ができる感動系。
今度は春?秋?に来てみようかなぁ・・・。
圧倒的な思い出を胸に、また絶対来よう!と、心に誓いました。
Adventure Smile★アドベンチャースマイル 店舗情報
住所:虻田郡倶知安町高砂84-2
営業時間:8:30〜17:00
TEL:090-1995-2395
文・忍冬(すいかずら)/提供元・北海道そらマガジン
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