腹筋のワークアウトは毎日行う必要があると誤解している人が大勢いるようだ。やればやるほどいいという考え方からなかなか抜け出せないのだ。
文:Sarah Chadwell, NASM-CPT 翻訳:ゴンズプロダクション
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腹筋は常に働いている
私たちの体の真ん中に位置する腹筋は、どんな動きをするときも、あるいはじっとイスに座っているときですら働いている。物を持ち上げるとき、後ろを振り返る動作など、どんな動きでも腹筋を含む体幹部の筋肉は収縮と伸展を繰り返している。動かずにじっとしているときだって体幹部の筋肉はスタビライザーとして働き、その姿勢を保っている。
腹筋トレーニングに1時間もかける必要はない
日頃から長時間にわたり働いている筋肉なので、毎日一時間もかけてワークアウトを行う必要はない。シックスパックを目指すなら、他の部位のワークアウトを終えたあとに15〜20分ほど腹筋のワークアウトを行うだけで十分である。たとえばワークアウト日が週3回の人なら、腹筋のワークアウトも3回、15〜20分ずつ行えばいいのだ。腹筋のワークアウトは3〜4種目で構成し、それぞれを3〜4セットずつ行うだけで十分だ。セットごとの運動量はレップ数を決めて行ってもいいし、あるいは制限時間を設けて、その中でできるだけたくさんこなすという方法でもいい。 また、一種目ずつ順番に終えていってもいいし、3〜4種目を連続して1セットずつ行って1サイクルとするようなやり方もある。いずれにしても、セット間やサイクル間、種目間の休憩時間が長くなりすぎないように管理しよう。
提供元・FITNESS LOVE
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