梅雨時に産卵のため沿岸に接近する抱卵イサキは、脂が乗って一番おいしい季節。釣れる期間が極めて短いので釣り人を熱くする。いい群れに当たれば初心者でも数釣りが可能だ。今回はイサキを使った料理の数々を紹介しよう。
刺し身・あぶり
三枚おろしにして小骨を抜き、皮目を家庭用バーナーであぶる。
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(画像=刺し身・あぶり(提供:週刊つりニュース中部版 出口和弘)、『TSURINEWS』より引用)
塩焼き
30cmくらいのイサキなら、小さじ1杯の塩を両面と腹の中に擦り込み、魚用グリルで片面6~7分焼く。柑橘類(レモン、カボス等)をお好みで。取り出した真子や白子は、さっと茹でてわさびじょうゆ、ポン酢、ゴマだれで食べる。
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(画像=塩焼き(提供:週刊つりニュース中部版 出口和弘)、『TSURINEWS』より引用)
煮付け
ウロコ、エラ、内臓を取り除いて皮目に切り込みを入れる。鍋に調味料と千切りしょうがを入れて中火にかけ、落としぶたをして煮る。卵は取り出さず、食べ進んでいくと真子が出るか白子が出るか楽しみだ。
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(画像=煮付け(提供:週刊つりニュース中部版 出口和弘)、『TSURINEWS』より引用)
卵(卵巣)の煮付け
煮汁(水、しょうゆ、酒、みりん、砂糖)を煮立て、さっと水洗いして水分を取った卵と白子を入れ、煮立ったら弱火で7~8分煮たら完成。
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(画像=卵の煮付け(提供:週刊つりニュース中部版 出口和弘)、『TSURINEWS』より引用)
なめろう
三枚おろしにして皮と骨を取り、好きな薬味(長ネギ、青じそ、しょうが、みょうが等)と一緒に出刃包丁でたたき合わせる。みそを加えてさらにたたいて味を合わせる。
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(画像=なめろう(提供:週刊つりニュース中部版 出口和弘)、『TSURINEWS』より引用)