2021年12月、この世を去った漫画家・古谷三敏さんの追悼特集が、5月2日発売の『漫画アクション』5/17号(双葉社)に掲載されている。『BARレモン・ハート』ファン、バーを愛する人は見逃せない内容だ。

漫画アクションが『BARレモン・ハート』作者・古谷三敏さん追悼特集を掲載
(画像=『IGNITE』より 引用)

古谷さんを追悼「そしてまた、BARレモン・ハートで乾杯を。」

古谷さんは、手塚治虫氏や赤塚不二夫氏のアシスタントを経て、1970年に「ダメおやじ」の連載を開始。代表作である『BARレモン・ハート』は、1985年から現在まで、うんちく漫画の元祖として連載が続いていた。

「漫画アクション」5/17号の巻頭カラーでは、かざま鋭二、やまさき十三、北見けんいち、里中満智子、ちばてつや、永井豪、松本零士の追悼イラスト&コメントを掲載。ほか、古谷三敏年表&作品ガイド、特別セレクション、中村梅雀氏のインタビューを読むことができる。

お酒と人情を描いた漫画『BARレモン・ハート』

BARに訪れる人々の身の上話と、一杯のお酒のうんちくを中心に繰り広げられる『BARレモン・ハート』は人情味あふれるストーリーで人気を博し、コミックは単行本35巻、累計900万部を超える。お酒が大好きなマスターと、個性的なキャラクターが登場し、笑いあり、切なさありの人情ストーリーがファンの心を掴んで離さない名作だ。

過去にはBSフジの実写版として、お酒を飲む人も飲まない人も楽しめる、ほろりと感動できるショートショートが放送された。

疲れた心にも沁みる『BARレモン・ハート』の物語。追悼の意味を込めて、同誌を片手にお気に入りの一杯を楽しむのも良さそうだ。

双葉社 公式サイト:futabasha.co.jp/

(hachi)

提供元・IGNITE

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