
リーグ・アン(フランス1部)のオリンピック・リヨンは今年1月、ブラジル人DFマルセロ(34)との契約解除を公式発表していたが、その驚きの理由が明らかになったようだ。10日、米メディア『ESPN』が伝えている。
マルセロは2017年7月にスュペル・リグ(トルコ1部)のベシクタシュからリヨンへ完全移籍。加入1年目からセンターバックでレギュラーに定着すると、昨季もリーグ戦38試合中34試合で先発出場。クラブ幹部から高い評価を受けて、2023年6月までの契約延長を勝ち取っていたが、昨年8月15日開催のリーグアン第2節・アンジェ戦を最後にトップチームでの公式戦全試合でメンバー外に。リザーブチーム送りとなっていた。
リヨンは今年1月26日に同選手の退団を公式発表。声明で同選手と契約解除に踏み切った理由を「アンジェ戦後に不適切な行為があった」と説明していた。
『ESPN』はマルセロがロッカールーム内でおならを繰り返し、チームメイトと一緒に笑っていたことがリヨン退団の原因であると報道。ピーター・ボス監督やスポーツディレクターを務めるジュニーニョ氏がいる前でも同様の行為に及んでいたという。
さらにアンジェ戦では自身のオウンゴールで敗れたにもかかわらず、キャプテンのフランス代表DFレオ・デュボア(27)によるチームメイトを鼓舞するためのスピーチの際に笑っていたとのこと。この一連の振る舞いが監督やクラブ幹部の怒りを買ったようだ。
なお、マルセロはリヨン退団発表の翌日にボルドーへ加入。ボルドーではリーグ戦14試合中8試合で先発出場しているが、チームは最下位に低迷。契約期間は今年6月までとなっており、今季終了後の退団が噂されている。
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