
日本代表MF守田英正(27)は今季終了後にプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララからスポルティングCPへ完全移籍することがほぼ確実とみられている。その中、CDサンタ・クララの会長が同選手の可能性について語った。10日、ポルトガルメディア『TSF』が伝えている。
守田英正の去就については、先月にスポルティングCPとCDサンタ・クララによる交渉が停滞。同選手の売却を巡りCDサンタ・クララのリカルド ・ パチェコ会長と幹部の間で意見の食い違いがあると報じられていた。
しかし、パチェコ会長は先月27日の総会終了後に「交渉は良い方向に進んでいると思う」とコメント。スポルティングCPと「移籍金350万ユーロ(約4億7000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)」という条件で大筋合意に達したとポルトガル国内の複数メディアが伝えていた。
また、ポルトガル紙『レコルド』はスポルティングCPと守田英正の契約期間が5年になる見通しだと報道。くわえて「近日中に当時者間の合意が成立するものと思われる。スポルティングCPは今季最終戦でCDサンタ・クララを迎え撃つが、モリタを獲得するために複数の詳細な条件を設定する必要がある」と伝えており、今月14日開催のプリメイラリーガ最終節・CDサンタ・クララ対スポルティングCP後での取引完了を予想する声が上がっている。
その中、パチェコ会長は『TSF』のインタビューに対応。スポルティングCPとの交渉状況について「スポルティングCPの望みを実現するために、すべてが順調に進んでいる。モリタもUEFAチャンピオンズリーグでのプレーを夢見ている」と語っている。
つづけて「(スポルティングCPで)彼は驚きを与えるだろう。スポルティングCPがワールドクラスの選手を獲得するのに数千万ユーロを費やす必要がないということを多くの人々に対して証明する可能性がある」とコメント。守田英正がビッグクラブで活躍するだけにクオリティを兼ね備えていると主張した。
なお、守田英正は今月8日開催のプリメイラリーガ第37節・パソス・デ・フェレイラ戦でイエローカードを提示されている。これにより、最終節・スポルティングCP戦は累積警告により出場停止に。一足早く今シーズンを終えている。
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