ローソン
5月から「無印良品」を本格展開

 ローソンは5月2日からローソン店舗への「無印良品」の本格導入を開始する。約半年間で関東甲信越地区の約5000店舗に導入し、2023年中に全店での展開を予定。化粧水、文具、靴下、レトルトカレー、菓子など約200アイテムを品揃えするが、店舗の立地や利用客の要望に合わせ、商品ラインナップの拡充についても検討していく。ローソンと良品計画は、2020年6月から「無印良品」を導入した実験を、東京都、千葉県、埼玉県の約110店舗で行ってきた。

 5月10日からは、地域の特産品をクリームに使用した「ご当地クリームシュー」シリーズの商品を発売。第1弾となる商品は、長野県産りんごの果汁入りソースを配合したクリーム使用の「ツインシュー(りんごクリーム&ホイップ)(長野県産りんご)」(税込167円)。6月には第2弾の山梨県産「シャインマスカット」、7月には第3弾の神奈川県が開発した柑橘の「湘南ゴールド」を使用した商品の発売を予定している。

 さらに5月10日から全国の店舗で、沖縄県にちなんだ商品を順次発売する「沖縄フェア」を開催する。沖縄県の本土復帰50周年、沖縄県出店25周年を記念した企画で、からあげクン、おにぎり、調理パン、サラダ、調理麺、ベーカリー、アイスなど13品を発売する。

ミニストップ
不二家とコラボした「もっと大きなカントリーマアム」

 ミニストップが昨年発売した、不二家とのコラボによる、通常商品の重量比で約5倍の「大きなカントリーマアム」が好評だったことを受け、今回発売の「もっと大きなカントリーマアム」(税抜160円)では約7倍とした。1枚で満足できるボリューム感を持ち、バニラのやさしい甘さが十分伝わってくる商品。4月24日発売。

 4月29日からは、韓国や東京・新大久保で人気の「チュロドッグ」をイメージして開発した商品を発売。ジューシーなソーセージをサクサクな生地で包み、ザクザク砂糖をまぶした新感覚のスナック。4月29日の発売で税抜202円。

提供元・DCSオンライン

【関連記事】
「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」