思わず絶句!その駅舎とは!?

さて少し前置きが長くなりましたが、亀甲岩のほど近くにあるのが亀甲駅。全国から鉄道ファンのみならずB級スポット愛好家たちも一目見ようと訪れるという亀甲駅の度肝を抜かれるその駅舎の姿とは...。

まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)
まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)

その名の通り、亀!!

まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)
まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)

よく見ると亀の甲羅のように形どられた屋根から生える亀の頭...!しかも目の部分は時計になっているというシュールなデザイン!夜はちゃんと目が光るんですが、頭全体でなく目だけが光るからちょっと怖いかも...(笑)実は駅舎の本体部分もちゃんと六角形で作られており、細かい部分までこだわりを感じます。

地方を走るローカル線、しかも1日の利用客数は約200人という小さな駅にも関わらず、かなり攻めたデザインの駅舎はインパクト抜群!この亀甲駅の駅舎は平成7年、美咲町の前身である旧中央町が6,000万円もの費用を負担し建設されました。

その後、平成17年に中央町は旭町、棚原町と合併し現在の美咲町が誕生することになるのですが、町の大半が山林を占める美咲町にとっては亀甲駅は重要な観光スポットとして存在感を放っています。

駅舎だけじゃない、亀甲駅

亀甲駅のみどころは亀の姿をしている駅舎だけではありません。せっかくですので駅の構内ものぞいてみましょう。

まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)
まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)

ちなみに「亀甲駅」、予備知識がなければ「きっこうえき」と読んでしまいそうですよね。ある意味難読駅のひとつなのかもしれません。そんな亀甲駅のホームは一見ごくごく普通のホームに見えます。

まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)

...と思ったら亀発見!不意をつかれるとちょっとビックリするかもしれませんが、これは本物ではありません。ホームに亀がいるなんてきっと亀甲駅くらいのものでしょう。

まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)
まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)

ちなみに亀の像はホームだけでなく、駅前にもあります。こちらは三段重ねの亀タワー。可愛らしい親子亀といった感じでしょうか。地元商工会の「亀にあやかり子宝に恵まれ、長寿を願う」というのぼりが、亀が町おこしに一役買っていることを表していますね。

まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)

また駅舎の中には、古今東西の亀のおもちゃ、グッズを集めたようなギャラリーコーナーも。あなたのお気に入りの亀さんはどれでしょうか?

まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)

また亀が幸運の象徴であることから願いを叶えようというスポットもあります。これは映画「幸せの黄色いハンカチ」からヒントを得て始められたプロジェクトで、訪れた人が黄色いハンカチに願いを託しているのです。

ズラリと並んだ黄色いハンカチ、その人々の幸せを願う姿になんだかほっこりした気分になっていると、ハンカチの下におもむろに置かれた衣装ケースが目に入ることでしょう。

まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)
まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)
まるごと亀!?岡山の「亀甲駅」がとってもシュール!
(画像=『たびこふれ』より引用)

中を覗いてみると、亀が...う、動いている!これは本物!!そうなのです、ちゃんとリアルな亀も飼育されているというのがこの亀甲駅の凄い所なのです。ネコが住んでいる駅は全国にいくつかあることが知られていますが、亀が住んでいるのはこの亀甲駅だけではないでしょうか!?亀甲駅の亀さんたちにも、しっかり幸せになれるよう願っておきましょうね。

亀甲駅

住所:岡山県久米郡美咲町原田1748-5
電話番号:0868-66-0648