
かつてガンバ大阪でプレーしていたFW中村敬斗(21)は現在、オーストリア1部のLASKリンツで活躍。直近の公式戦3試合で3ゴールをあげていることにより、現地での評価を高めているようだ。
同選手は昨年8月にガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍。加入当初は出場機会に恵まれていなかったが、昨年11月4日開催のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)グループステージ第4節・アラシュケルト戦で欧州カップ戦初先発ながらも2ゴールをあげる。そして複数選手が新型コロナウイルス陽性で離脱する中、11月7日開催のリーグ戦でもゴールをマークすると、以降は公式戦ほぼ全試合に出場している。
その中、先月23日に行われた下位6クラブによる降格プレーオフ第6節・アルハッタ戦では1得点をあげて勝利に貢献。第7節・WSG戦では0-4と大敗を喫したものの、今月7日開催の第8節・TSVハルトベルク戦では2ゴールをマークし、チームに貴重な勝ち点1をもたらしていた。
オーストリアメディア『abseits』は9日、中村敬斗に対する現地サポーターの声を紹介。これによると、「ナカムラはまたもやゴール前での脅威を示した」、「ナカムラはベストキッカーだ」などTSVハルトベルク戦における同選手のパフォーマンスに対して、好意的なコメントがSNSを通じて寄せられているとのことだ。
なお、中村敬斗は2018シーズン開幕戦で17歳ながらもJ1リーグデビュー。2019年7月にはエールディビジ(オランダ1部)のトゥウェンテへ期限付き移籍したものの出場機会に恵まれず、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV、オーストリア2部のFCジュニアーズOÖへレンタル移籍していた。
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