
かつてジュビロ磐田やモンテディオ山形でプレーしていたブラジル人FWルリーニャ(31)が、インドネシア1部のマドゥーラ・ユナイテッドに加入した。9日、インドネシアメディア『Tribun Wow』が伝えている。
同選手は、ブラジルや韓国、UAEアラブ首長国連邦、キプロスのクラブをへて、2020年にジュビロ磐田へ完全移籍。公式戦26試合の出場し5ゴールをあげたものの、2020シーズン終了後に契約満了により退団。およそ4か月の無所属期間をへて昨年4月4日にモンテディオ山形へ加入したものの、ピーター・クラモフスキー監督就任後に先発での出場機会を減らし、7月30日に契約満了により退団していた。
そんなルリーニャは昨年末にアメリカメディア『ESPN』のインタビューに応じた際、自身の今後について「どうなるか話すのは難しいね。ブラジルを離れて7年になるけど、順調に生活できているし、経済的な面でも僕にとってはいいことだ。ただ、僕のキャリアは終盤に差し掛かっている。家族、友人など、私のプレーを見たいと思う人々から(ブラジルに)戻ってくるように求められている」
「それに海外でサッカーを続けることの難しさを分かっている。だから、ブラジルに戻って、家族や友人の近くにいるべき時が来たと感じているよ」とコメント。ブラジル国内でのプレーを基本線として考えていることを明かしていた。
しかしブラジル国内で新天地が見つからなかったのか、モンテディオ山形退団からおよそ9カ月後の今月9日にマドゥーラ・ユナイテッドへの移籍が正式決定。ルリーニャ本人も加入決定直後にインスタグラムで「このような素晴らしいチャンスにとても幸せだよ。良いシーズンを過ごすためにも一生懸命頑張るよ。カモン、マドゥーラ・ユナイテッド!」と投稿している。
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