怒る資源を自己成長に投資

相手に対して怒る、という行為はとてもエネルギーが要ります。時間もかかりますし、怒りという感情を沸き上がらせるためには、水を沸騰させるようにカロリーが必要です。ですので、怒った後はとても疲れますし、時間を失ってしまいます。

私は怒るためのエネルギーや時間という経営資源を、自己成長に投資するようにしています。怒りを感じるような人間関係は改善が見られなければ、即切って前へ進みます。世の中にはどうしても分かり合うのが不可能な関係が存在しますから、そこで立ち止まっては誰も得をすることはありません。怒るなら、その資源を自分をアップデートすることに投資するのが正しいあり方だと思います。

文・黒坂 岳央/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

【関連記事】
「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
大人の発達障害検査をしに行った時の話
反原発国はオーストリアに続け?
SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
強迫的に縁起をかついではいませんか?