旅行に行くことがかなり多くなりました。先月から北海道や沖縄、そしてカンボジアに出かけ、ゴールデンウィークは軽井沢にある友人の別荘に来ています。
これからもプライベートの旅行や、資産設計実践会の海外スタディーツアーなどもあり、自宅にいないことが多くなりそうです。
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こうなってくると「果たして自宅は必要あるのか」という疑問が生まれてきます。
家族がいれば集まる場所が必要です。でも、1人で暮らしていれば、自分がいるだけのスペースです。留守にしていることが多ければ、敢えて持つ必要は無いとも言えるのです。
コロナ禍で在宅勤務が増えたことにより、オフィスの必要性が疑問視されるようになりました。
社員が集まったり、取引先とリアルに会う事は必要ですから、出社すると言う概念が完全になくなる事はないでしょう。
しかし、パソコンと通信環境があれば、どこにいても仕事ができるとなれば、毎日会社に行く必要はありません。
先進的な会社の中には「フリーアドレス」と呼ばれる自分の机と椅子を固定しないフレキシブルなオフィス環境を提供するところも出てきました。多拠点生活をするようになれば、フリーアドレスのオフィスと同じように、自宅がなくても生活できるようになります。
このようなオフィスの進化と同じように、自宅も進化させるにはどのような方法があるのか?
365日ホテル住まいと言うのは、コスト面からは難しいかもしれません。しかし、これからはそのようなライフスタイルを指向する傾向が強まりそうです。
自宅でもない、ホテルでもない、第3の空間がどのようなものになるのか。「人体実験」しながら、快適な生活空間の実現方法を模索したいと思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年5月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
文・内藤 忍/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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