■最大のハイライトは海が一望できる絶景駅

「伊予灘ものがたり」話題の海に面した駅で途中停車|瀬戸内の観光列車
(画像=海側へ向けてペアシートを設置。よりプライベートな感覚を楽しめるようになっている。『男の隠れ家デジタル』より 引用)

愛媛県の松山駅から伊予大洲駅や港町の八幡浜駅までの海岸線の絶景地帯を結ぶ観光列車。特に向井原駅~伊予長浜駅にかけての25㎞ほどはほとんど海に沿って進むため、瀬戸内海の風景を存分に満喫できる。

そして多くの乗客が楽しみにしているのが、映画やドラマ、青春18きっぷのポスターなどで有名な下灘駅である。約10分間の停車時間を設けているので、駅のベンチに座って、旅情に浸るのもいいだろう。

美しい伊予灘の景色を目前に過ごすひと時。八幡浜駅16時14分発予定の「道後編」ならば、その日の天候次第で、夕焼けに染まる瀬戸内海の絶景が見られることもある。

「伊予灘ものがたり」話題の海に面した駅で途中停車|瀬戸内の観光列車
(画像=ラグジュアリールームは海側に向け大きなテーブルと豪華な2人掛けのソファを設置。料金は運賃・特急料金に別途グリーン個室料金2万8000円。『男の隠れ家デジタル』より 引用)

この「伊予灘ものがたり」は、2022年春にバージョンアップ。よりプライベートに車窓からの景色を楽しむためにペア席が設けられただけでなく、3号車はグリーン個室「フィオーレスイート」として増設され、グループで車両の半分ほどの空間を貸し切るという夢のような旅が可能だ。

また内装、食事はこれまで以上に“オール愛媛”にこだわっている。乗車から下車まで非日常空間に包まれた時間を体験できる。

「伊予灘ものがたり」話題の海に面した駅で途中停車|瀬戸内の観光列車
(画像=3号車入口前の暖簾にはシンボルマークが。『男の隠れ家デジタル』より 引用)
「伊予灘ものがたり」話題の海に面した駅で途中停車|瀬戸内の観光列車
(画像=食事の一例。松山市にある「瀬戸内風仏蘭西料理レストラン門田」のメニューは、瀬戸内の魚介と地野菜を季節に合わせて作る正統派フレンチの人気店だ。『男の隠れ家デジタル』より 引用)
「伊予灘ものがたり」話題の海に面した駅で途中停車|瀬戸内の観光列車
(画像=愛媛県伊予市の海が間近に迫る。ポスターなどで一躍有名に。「伊予灘ものがたり」の停車駅。『男の隠れ家デジタル』より 引用)

松山駅~伊予大洲駅 / 松山駅~八幡浜駅(約2時間~2時間半)
料金 / 松山駅~伊予大洲駅3670円、松山駅~八幡浜駅4000円
運行日の目安 / 土日祝を中心
JR四国 / 0570-00-4592

取材協力/JR四国

提供元・男の隠れ家デジタル

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